タロットカードの起源は、長い間謎につつまれていましたが、近年の研究により、15世紀のイタリアに起源があるらしい事がわかってきました。元々賭博のゲームの為に作られたカードでした。
やがて、タロットカードはフランスへ伝わっていき、パリの占い師・エテイヤが、初めての本格的な占い用のタロットカードを製作しました。
現在使われているタロットカードは、隠秘学の文筆家である、アーサー・E・ウェイトによって考案 された「ウェイト版(ライダー版)」に準拠するものが大多数です。
タロット占いでは、相談事が具体的であればあるほど、細かいアドバイスを得る事ができます。ある意味、霊的なものを扱っているので、非常に精度の高い答えを得られる事もあります。
占いたい内容が近い未来の事であればある程、的中率が高くなる傾向にあるようです。
未来とは、自分の想いや考え方がそのまま投影されているものでもあるので、その想いを変える事により、未来を変えていく事もできます。
ここに記したタロットの意味のキーワードは、ほんの一例です。詳しくは、「タロット占い完全マニュアル(総和社刊)」に書きましたので、是非お読みになってみて下さい。タロット・カードの絵柄に込められた意味や、歴史的背景と経験則を元にした、本来あるべきカードの捉え方や意味 などを、今までにない斬新な切り口で解説しています。
※ご覧になりたいカードをクリックすると、ジャンプします。
- 0.愚者/
- Ⅰ.魔術師/
- Ⅱ.女教皇/
- Ⅲ.女帝/
- ⅠⅤ.皇帝/
- Ⅴ.法王/
- ⅤⅠ.恋人/
- ⅤⅡ.戦車/
- ⅤⅢ.力/
- ⅠⅩ.隠者/
- Ⅹ.運命の輪/
- ⅩⅠ.正義/
- ⅩⅡ.吊られた男/
- ⅩⅢ.死神/
- ⅩⅣ.節制/
- ⅩⅤ./
- ⅩⅥ.塔/
- ⅩⅦ.星/
- ⅩⅧ.月/
- ⅩⅨ.太陽/
- ⅩⅩ.審判/
- ⅩⅩⅠ.世界/
- 剣のエース/
- 剣の2/
- 剣の3/
- 剣の4/
- 剣の5/
- 剣の6/
- 剣の7/
- 剣の8/
- 剣の9/
- 剣の10/
- 剣のペイジ/
- 剣のナイト/
- 剣のクイーン/
- 剣のキング/
- 棒のエース/
- 棒の2/
- 棒の3/
- 棒の4/
- 棒の5/
- 棒の6/
- 棒の7/
- 棒の8/
- 棒の9/
- 棒の10/
- 棒のペイジ/
- 棒のナイト/
- 棒のクイーン/
- 棒のキング/
- カップのエース/
- カップの2/
- カップの3/
- カップの4/
- カップの5/
- カップの6/
- カップの7/
- カップの8/
- カップの9/
- カップの10/
- カップのペイジ/
- カップのナイト/
- カップのクイーン/
- カップのキング/
- ペンタクルスのエース/
- ペンタクルスの2/
- ペンタクルスの3/
- ペンタクルスの4/
- ペンタクルスの5/
- ペンタクルスの6/
- ペンタクルスの7/
- ペンタクルスの8/
- ペンタクルスの9/
- ペンタクルスの10/
- ペンタクルスのペイジ/
- ペンタクルスのナイト/
- ペンタクルスのクイーン/
- ペンタクルスのキング
※大アルカナ
大アルカナは全部で22枚あり、それぞれにローマ数字で数が記されています。19世紀末の魔術結社「黄金の夜明け団」は、元々のⅤⅢであった「正義」と、ⅩΙであった「力」を入れ替え、順番を対応するヘブライ語のアルファベットと属性星座に対応させました。現在のスタンダード・タロットであるウェイト版タロットも、この黄金の夜明け団によるカードの順番に従っています。
大アルカナのカードが占う場に出てきた場合、小アルカナよりも、人生上の大きな意味合いを込められてカード出る事が多く、それをきちんと読み取ることが重要です。
また、大アルカナ22枚のみを用いて占うという方法は、物事の背後に隠された人生上の大きな意味を読み取るのに適しています。
晴れやかな顔をした若者が、目の前にある谷底さえも、まるで恐ろしくはないかのごとく、はるか遠い空を見て、歩いています。
地に足が着いていない愚か者だと、人は思うかも知れませんが、もしかしたら彼は、現世を超越した尊敬すべき偉大なる人物なのかも知れません。
<正位置>
自由 常識にとらわれない
冒険 純粋無垢
<逆位置>
地に足がついていない
現実に気付く 失望
机のうえに並べられた数々の道具と、天高く上げられた腕。彼は、無から有を生む力を授かった高名な魔法使いです。
そして今、右手に持っているバトンから、天のエネルギーを左手の指さす地上へと、ふりおろし、この地上に、奇跡を起こそうとしています。
<正位置>
創造性 機知に富む
無から有を生む力
<逆位置>
消極的 自信の無さ
不注意 ペテン師
深い教養と博識を持つ女教皇が手にしている書物は、永遠の真理が記された「TORA」の書。
黒い柱は、ボアズと呼ばれる否定的な生命力、白い柱は、ヤヒンと呼ばれる肯定的な生命力。二つの柱のはざまに腰を下ろす彼女は、物静かでありながら、真実を見抜く叡智を内に秘めています。
<正位置>
深い考え 教養 学識
冷静さ プラトニック
<逆位置>
浅はかさ 冷たい 無知
嘘に惑わされる
ふくよかな体つきをした女性が、玉座に座っています。たわわに実った小麦の穂、木々の間から流れ出る生命の水。女帝は、地母神の象徴でもあり、この地上に繁栄と恵みをもたらせてくれます。
彼女はありとあらゆるものを優しく包み込み、心に安らぎを与えてくれるでしょう。
<正位置>
愛情ある女性 生産 繁栄
母親 出産
<逆位置>
過剰 生産性の無さ 流産
怠惰 現状維持 欲求不満
玉座に座る王。男性らしさの象徴を表しています。彼はこの地上における実質的な支配者です。背後のゴツゴツした岩山は、厳しい現実を表わし、この人物がそれらのものを乗り越えてきた事を示しています。皇帝は、現実と秩序の象徴でもあり、現実を直視する事の大切さを説いています。
<正位置>
強い男性 実力 地位 父親
責任感 理性的に考える
<逆位置>
尊大 ワンマン 未熟
無責任 意志薄弱
全ての人々に、神の大きな愛情を取り次ぐ法王は、中世においては皇帝をもしのぐ権威を持っていました。法王は、慈悲を与える存在でもあり、人々の偉大なる長でもありました。このカードは、集団に帰属する事の大切さと、それによって、恩恵を受ける事ができるという事を表したカードです。
<正位置>
帰属する 慈悲心 思いやり
寛容 人類愛 帰依
<逆位置>
出し惜しみ 利己主義
集団から外れる
一組の男女が大天使に祝福されています。恋愛の象徴というべきカードであり、心の一体感や充実感を表わします。
このカードは、人と人との融和や、シンパシー、もしくは、目前の事に一心不乱に取り組んでいるような集中した精神状態を表しています。
<正位置>
恋愛 楽しい事 シンパシー
一体感
<逆位置>
恋愛のトラブル 別れ 気迷い
分離感
二匹のスフィンクスが引っぱっている戦車にまたがった若者の表情には、強い自信がみなぎっています。
これは、成功と勇気を意味する頼もしいカードであり、今、最も必要なものは、目の前のものに対し、果敢に挑戦していく勇気である事を、示しています。
<正位置>
征服する 勇気 克服
勝利 成功
<逆位置>
停滞 無謀 敗北
愛によって、猛獣を手なづけた女性が描かれています。絵のモデルは、女優エレン・テリーと言われています。本当の力とは何かを、考えさせられるカードです。
(注)このカードは、元々はⅩⅠに配置されていたカードですが、19世紀末の魔術結社「黄金の夜明け団」によって、対応するヘブライ語のアルファベットと属性星座に対応させる為、ⅤⅢに再配置されました。
<正位置>
持続力 パワー 柔が剛を制す
<逆位置>
スタミナ不足 押し切られる
ゴリ押し
外套を身にまとい、ランタンを持ってうつむきながら歩く老人。彼は霊的な高みに達した先導者であり、世俗を離れ、真理を追求する孤独な探求者です。
そして彼は、後から登ってくる登山者の為に、山頂からランタンで道を照らしながら、そっと見守っています。
<正位置>
真実の知恵 精神世界
心の声を聞く
<逆位置>
分別ができない 逃避 陰鬱
このカードは、どんなに努力してもあがなえない運命というものの存在を、端的に表しているカードです。
人生には、山あり谷ありでうれしい事もあれば辛い事もあります。一見嫌な事も、後々それで良かったと思える事もありますし、何が幸いするか判りません。
<正位置>
良い出来事がおこる
チャンス 前進
<逆位置>
悪循環 惰性 不運
天秤を持って、物事の善悪を正確に見際め判決を下す裁判の女神が描かれています。彼女が手にしている剣は、無論悪事をはたらいた者を斬る為のものです。
(注)このカードは、元々はⅤⅢに配置されていたカードですが、19世紀末の魔術結社「黄金の夜明け団」によって、対応するヘブライ語のアルファベットと属性星座に対応させる為、ⅩⅠに再配置されました。
<正位置>
公平 正しい行い
バランスをとる
<逆位置>
不公平 不正 無法
木の枝に足をくくられ、男が逆さ吊りにされていますが、彼の表情は、微笑んでいる様にもみえます。もしかすると、守るべき仲間の為に、自らが犠牲となって、処罰を受けているのかも知れません。そして彼は、真実を知る内なる神が、全てを愛で包み込んでくれる事を知っているのでしょう。
<正位置>
自己犠牲 試練の時
目先の事をあきらめる
<逆位置>
悪あがき 不真面目 自嘲
物質世界から抜け出せない
このカードは、全てのタロットカードの中で、最も良く知られているカードかも知れません。これは確かに「死」を意味するカードではありますが、それは短絡的に生命に限ったものを意味するのではなく、「死」と同時に、「再生」や「生まれ変わり」といったものを表すカードでもあります。
<正位置>
死 物事の終わり 不毛
イメージの死
<逆位置>
再生 希望が取り戻せる
大きな羽根をはやした天使が、壷から壷へと、水を移し替えています。はるか彼方には、光る王冠があって、今、この天使の魔法によって、奇跡が起きている事を表しています。
一見困難にみえる物事も、うまく埋め合わせて乗り越える事が可能です。
<正位置>
調和 埋め合せる 素直になる
<逆位置>
対立 強情 無駄 投げやり
このカードには、非常に恐ろしい顔をした悪魔が描かれていますが、このカードの意味を最も端的に言うならば「誘惑」と「束縛」というものでしょう。
人間の苦しみは、おおよそ欲望を満たさせる甘い誘惑と、それに縛られる事から来ているのかも知れません。
<正位置>
誘惑 堕落 束縛
恐ろしい出来事
<逆位置>
欲望に打ち勝つ 解放
事態は良くなる
このカードはよく、全てのタロットカードの中で最悪のカードだと、恐れられますが、必ずしもそうとは言い切れません。これは、変化の必要性を表していて、今、まさに見直しを図るべき時期に来ているとも言えます。そして、そうする事で、素晴らしい未来がやってくるはずです。
<正位置>
最悪の事態 危険 崩壊
八方塞り
<逆位置>
焦り 難航 緊張状態
天井にある無数の星は、この世のけがれを過ぎ捨てた一糸まとわぬ姿の女性に、惜しみなくインスピレーションと可能性を、ふり注いでいます。
夜空に輝く星はたくさんの希望のかけら… さあ、自分の願いが何であるかを、はっきりさせてみましょう。
<正位置>
予兆 インスピレーション
希望
<逆位置>
失望 高望み 不健康 憂鬱
ノイローゼ
満月になったり三日月になったりと、毎回違った顔を見せる月は、タロットカードでは、欺瞞の象徴でもあります。月に向かって吠える狼と犬、水中から這い上がるザリガニは、人間の心の衝動を表します。また、このカードには、幻想や芸術を愛するというポジティブな意味もあります。
<正位置>
不信 誤解
スキャンダルな事 移り気
<逆位置>
誤解が解ける 真実に気付く
大空に燦然と輝く太陽は、まさに幸運の象徴です。太陽は、全ての人々に、惜しみなく恵みを組みを与えていますが、本当の意味で、この太陽の恩恵を受ける事ができるのは、白馬にまたがった、この純真無垢の子供のように、けがれのない心を持っている者のみです。
<正位置>
幸運 発展 成功 栄光
達成
<逆位置>
不幸 孤独 我がまま
先延ばし
大天使ガブリエルの呼びかけによって、今、死者たちは、棺桶のふたを開け、よみがえろうとしています。そして、生前の全ての行いを見透かされ、それに応じた世界へと旅立っていきます。このカードは、キリスト教の終末論である「最後の審判」が、そのままモチーフになっています。
<正位置>
祝福 再生 目覚め
運命を変える力
<逆位置>
宿命に流される 消滅 忘却
カードの四隅に描かれた、ライオン・牡牛・鷹・人間は、火地風水の四元素を表し、この世界の全てを表現しています。 中央で踊る女性は、元々は運命の女神フォルトゥーナを模していたものですが、自意識と全体意識が統合され、この世界と完全に調和した究極の存在を表しています。
<正位置>
完成 一体感 平和
<逆位置>
未完成 惰性 マンネリ
※小アルカナ
小アルカナは全部で56枚あり、「剣」・「棒」・「カップ」・「ペンタクルス」の4つのスートに分かれています。そ れぞれが、エースと2~10の数札、ペイジ・ナイト・クイーン・キングの14枚で構成されています。
小アルカナのカードの意味は、大アルカナの意味に比べて、目先の現実的なこまごまとした事柄を指し示す事が多いようです。
また、小アルカナと大アルカナと合わせて78枚のカードで占う事により、目先の現実に関する具体的な解決策を読みとりやすくなります。
<剣のカード>
剣は四元素の中では「風」に属し、トランプの「スペード」の原型です。剣は痛みや悲しみを感じさせるせいか、4つのスートの中ではあまり良くない意味のカードが多いのが特徴です。
冠を戴き、力強く手にかかげられた剣は、決断と克服の象徴です。この王冠にくっついている草は、勝利の象徴であるヤシの樹の葉と、平和の象徴であるオリーブの葉だと言われています。常に理性的な判断に徹する事によって、確実に勝機をつかめるというメッセージです。
<正位置>
勝利 征服 達成
<逆位置>
敗北 決断を迫られる
自滅する
目隠しをした女性が両手に剣を持ち、バランスをとっています。視覚を閉じておいたほうが、感覚が研ぎ澄まされる事もあります。このカードは、目の前の打算的な損得勘定や利害関係に惑わされず、心の内側で起こっている事に目を向ける必要があるという事を、告げてくれています。
<正位置>
バランス感覚 調和 美意識
<逆位置>
不安定 偽り 妄信
心臓に見たてられたハートに刺さった三本の剣は、深い悲しみと心の傷を表しています。
このカードには、一切人物らしきものは出てきませんが、それは、これが、当事者の意思や思惑を関係なしに、単に「悲しみ」というキーワードだけを表しているカードである事を示しています。
<正位置>
悲しみ 別れ 心の傷
<逆位置>
割り切れない気持ち 矛盾
混乱
棺桶の中の死者は、安らかに眠り続けます。戦いに明け暮れた日々も終わり、永遠に心に平和が訪れます。
我々は、ついつい忙しさにかまけて、忘れてしまいがちですが、体を休めて鋭気を養う事にも、無我夢中で働くこと以上に、貴重な学びがあったりするものです。
<正位置>
休息 引退 平和 充電
<逆位置>
活動の再開 新しいスタート
力ずくでもぎ取った勝利と土地。しかしながら、奪われた人の恨みと悲しみは、勝者の心にもやがて突き刺さる事になるでしょう。このカードは、一時的な勝利を表すカードであると共に、勝者と敗者が相対的に真っ二つに分かれてしまうという事と、それによって残る禍根を表しています。
<正位置>
自分だけが得をする 略奪
強引
<逆位置>
敗北 損失 見通しが立たない
はるかなる河の向こうの島へと、希望の旅への船出です。ベールを被っている子供を連れた貴婦人は、この男にとって、守るべき存在の人なのでしょう。このカードは、今が一つの転換期であるという事、そして、この先に、新しいステージでの新たな未来が始まるという事を、示しています。
<正位置>
事態が好転する 旅立ち
帰省
<逆位置>
行き詰まり 膠着状態
スランプ
敵の陣営が炊飯をしている間に、忍び込み、武器を根こそぎ奪おうとしています。男は、本来ならかなり重いはずの剣を、軽々と余裕で持ち運んでいます。このカードは基本的に、利益を得られる事を表すカードですが、自分の良心というものに忠実にあれ、というメッセージを含んでいます。
<正位置>
知略に富む 朗報 作戦勝ち
ちゃっかり者
<逆位置>
判断ミス 露見する
愚かな計画
目隠しをされた女性が、紐で縛りつけられています。目隠しは、今現在、必要な情報量が不足している事を表していて、盲目のままヘタに動けば、沼地に足を取られてしまいかねない事を示しています。今はただ、味方が助けてくれるのを信じて、じっと待つより他はありません。
<正位置>
中傷を受ける 非難される
不利な状況
<逆位置>
改善 再出発 生活の刷新
悪夢にうなされ、夢から目覚めても、深い悲しみから、まだ覚める事ができないようです。
真っ黒に彩られたこのカードは、完全な闇を表すカードですが、闇を必要以上に恐れる事無く、じっと静かに目を凝らしてみれば、案外、ただ暗いだけでもないのかも知れません。
<正位置>
悩み 失望 心配事
<逆位置>
疑惑 本当の敵がわかる
苦しくても立ち上がる
男の体中に、10本の剣が刺さっています。これでもかというほどの仕打ちをされた彼は、もう死んでしまっているようです。悲しみも苦悩も通り越して、何も感じられなくなってしまった状態が、ここにあります。そして、夜の暗闇はまもなく終わり、朝日が昇り始めるはずです。
<正位置>
深い悲しみ 苦痛 絶望
<逆位置>
一時的な成功 物事が好転する
斜めに権を振りかざして持つ、精悍な兵士は、近づきがたい雰囲気を漂わせ、敵の来襲を警戒しています。背後に立ち込めている入道雲は、突然の雨の予感を感じさせます。
決して、油断をする事なく、感覚を研ぎすましておく必要がある事を示しているカードです。
<正位置>
警戒する 機敏さ 油断禁物
<逆位置>
スパイ行為 詐欺 裏切り
勇敢な戦士が、馬を全速力で走らせ、いざ敵陣に乗り込もうとしています。彼には何も、恐れるものはないようです。
この若者は、考えるよりもまずは行動をしてしまうような、せっかちで強引な熱血漢であり、時にそれが、不可能を可能にする事もあります。
<正位置>
情熱 勇敢 血の気が多い
<逆位置>
無鉄砲 反抗的 対立
右手で、まっすぐに剣を立てて持ち、左手を差し伸べている女王の姿は、誰かと対話をしているようにも見えます。左手にまかれているふさ飾りは、ビクトリア朝時代、未亡人である事を示したしるしです。女王の表情は、冷静でありながらも、どこかの悲しげな雰囲気が、漂っています。
<正位置>
孤独 寂しさ 結婚への焦り
未亡人
<逆位置>
強情 狡猾 意地が悪い
剣を片手に掲げた王は、自ら遠征に出ているのでしょうか。その目は曇りがなく、常に物事を冷静に正しく判断しようとしています。作者のアーサー・ウェイトは、「ここに登場する王は、裁判を行うものであり、殺生与奪の権利を握る立場にある」と自著でコメントをつけています。
<正位置>
権威のある男性 決断力 役人
<逆位置>
残忍さ 危険な人 計算高い
破壊
<棒のカード>
棒は四元素の中では「火」に属します。一般的には、トランプの「クラブ」の原型とされていますが、色々と文献を紐解いて見ると、どうやら「ダイヤ」の原型だったようです。棒のカードは強いエネルギーや希望を意味するカードです。
掲げられた1本の棒は、無限の可能性と希望の象徴です。芽吹いている若葉は、あふれるばかりの生命力を表し、このカードは、全てのものの始まりと、あらゆる可能性を表すカードです。
これは、小アルカナのカードの中で、最も良い意味をもたらすカードとも、言われています。
<正位置>
希望 チャンス
事の始まり 可能性
<逆位置>
やる気が出ない
精力減退
地球儀を手にした男が、無表情のままに、遠くを見つめています。この辺り一帯は、彼の土地なのでしょう。新たな貿易の計画でも、思案しているのでしょうか。
彼の屋敷でもある足元には、欲望や情熱を表す赤いバラと、純真さを表す白いユリが交わった紋章があります。
<正位置>
構想を練る 支配する 安定
<逆位置>
驚き アクシデント
想定外の状況
大地にしっかりと立ち、河岸の向こうを見つめる男の後ろ姿は、希望に満ちあふれています。
彼の目の前には、今まさに、無限の可能性が広がっています。
そして、未来に向けての新しいプロジェックトが成功するのを思い浮かべて、胸を高鳴らせているのでしょう。
<正位置>
希望 明るい見通し
交渉の成功
<逆位置>
気迷い 切望
花飾りのアーチの向こうには、白い大きな館があり、人々が幸せそうに団らんしているのが見えます。二人の女性がこちらに気づいて、花束を振りながら歓迎してくれています。
平和で安らぎに満ちた帰る場所があるからこそ、人は生きていけるのかも知れません。
<正位置>
安らぎ 幸せ 家庭の愛
安心 平和
<逆位置>
安らげる場所を探す 蜃気楼
それぞれに棒を手にした若者達が、戦闘の演習をやっています。しかしそれぞれの意見はまとまらず、全員の足並みは、揃いそうもありません。
誰もが、自分の意見を主張して譲らない為に、もうしばらくは、混沌とした不毛な状態が続いてしまいそうです。
<正位置>
葛藤 抗争 実力をつける
<逆位置>
混乱 成果が出ない
烏合の衆
月桂樹をつけた棒を高らかに掲げて、今、若者達が遠征から帰ってきました。どうやら、戦いに勝利したようです。
基本的にこれは、勝利や達成を表すカードですが、勝利に浮かれる事なく、常に謙虚な心を持つように、というメッセージカードでもあります。
<正位置>
朗報 勝ち取る 結果が出る
<逆位置>
期待外れ 結果が出ない
失望
一人の若者が、6人の相手を敵にして、果敢に戦っています。彼の立っている所は小高い丘の上で、戦いは有利である事を示しています。
不意を突かれて、あまりに慌てていたせいか、彼のはいている左右の靴は、別々のものになってしまっています。
<正位置>
有利な戦い 展開する 自信
<逆位置>
不利な状況 優柔不断
圧倒される
このカードの棒は、時の流れを表しています。時が過ぎるのは、本当にあっという間であり、「光陰矢の如し」とは、よく言ったものです。
このカードは、今目の前に飛来しているチャンスを、素早くつかみ取るように、というメッセージでもあります。
<正位置>
速い時の流れ
事態が急展開する 急ぐ
<逆位置>
緩やかな時の流れ 停滞する
戦いの準備はできました。男の額の包帯は前の戦いの失敗で、怪我を負った事を表しています。男は一本の棒を支えにして立ち、その表情は、なんとなく怯えているようにも見えます。しかしながら、屈強な精神力を持つ彼は、前の失敗の経験を生かし、二度と同じ轍を踏む事はないでしょう。
<正位置>
準備万端 守りに徹する
強靭さ
<逆位置>
準備不足 心の弱さ 不安
10本の棒を抱えて運ぶ男の足取りはおぼつかず、今にも倒れてしまいそうです。彼の視界は、持っている棒で塞がれ、前も見えていません。これは、たった一人で間違った方向に行かない為にも、全てを一人で抱え込もうしないで、他者の協力を仰ぐべきだ、というメッセージです。
<正位置>
過労 責任の重圧
ストレスがたまる
<逆位置>
無駄骨折り 徒労 放棄
若者が1本の棒を持ち、誰かの声明を伝えています。彼は、とても誠実で、信頼できる人物です。このカードは、何かの知らせが来る事や、信頼できる人物の影響がある事を示して、出ている事が多いでしょう。
そして、それは非常に喜ばしい結果を、もたらせてくれます。
<正位置>
信頼できる 誠実な人
心強い味方
<逆位置>
裏切り 返事が来ない
不誠実
あばれ馬を乗りこなしながら、騎士は焦る気持ちにかられながらも、目的地へ向かって急いでいます。彼の馬は、前足を高く掲げ、その次の瞬間には、大空に向かって駆け出していきそうな勢いです。この騎士は、困難に負けない、強い意志と情熱を秘めた人物です。
<正位置>
行動する 強い意志
出発 移動
<逆位置>
驚く 妨害 トラブル
一本の棒とひまわりを手にした女王は、足をひろげて座っています。彼女は、情熱的で、母のような包容力にあふれています。パメラ・コールマン・スミスが描いたこの絵は、実在の人物である、イーディス・グレイグという女性をモデルにしたもので、彼女は実際、黒猫を飼っています。
<正位置>
母親の影響 包容力
頼れる女性
<逆位置>
包容力欠如 家庭不和
母親の悪影響
この王は、善良で正直な人物であり、冷静さと情熱を合わせ持っている父親的な存在です。人に分け隔てなく接し、弱者を慈しみ、いつも相手の立場に立ったアドバイスをする事ができます。
そして、自国の領民の為に、自らが先頭に立って、善政を行う良き指導者でもあります。
<正位置>
正直 親切 誠実な男性
良き指導者
<逆位置>
偏見 杓子定規 極端な考え方
<カップのカード>
カップは四元素の中では「水」に属します。トランプの「ハート」の原型です。形の無いもの、想いや愛情といったものを表わすカードです。
手の上にあるカップからは、5本の水の流れが沸き起こり、それは、下方のスイレンが浮かぶ水辺につながっています。このカードは、深い意味での愛情と受容、すなわち他者と自分をつなげるものであり、それは、生命だけではなく、この世のありとあらゆるものの融合でもあります。
<正位置>
愛 幸せ 満たされる
祝福 順調
<逆位置>
片想い 焦り 不安定
一組の男女が杯を合わせ、契りを交わしています。二人の間には、ライオンの頭部か合体した、ヘルメスの杖が出現しています。
お互いが好意を抱いているにもかかわらず、この二人にはカップルであるという以上に、何か厳粛な雰囲気が漂っているのを、感じさせます。
<正位置>
結婚 恋愛 出会い
協力 気が合う
<逆位置>
不信 別れ
うわべだけの付き合い
あでやかな衣装をまとった3人の女性が、盃を高らかに掲げて、乾杯をしています。周りには、たくさんの果物や野菜が置かれています。これは、収穫祭なのかも知れません。
お酒を酌み交わす彼女たちは、今まさに、人生を謳歌しています。
<正位置>
成功 パーティー
楽しい事 飲み会
<逆位置>
贅沢 遊びすぎ 刹那主義
一本の樹に寄りかかった若者が、腕組みをしながら、じっと考え込んでいます。雲から差し出された手が、彼にもいっぱいのお酒をすすめていますが、彼は、それに見向きもしないようです。なんだか、いろいろな事に疲れてしまいました。少し1人になる時間も、必要なのかも知れません。
<正位置>
疲労 倦怠感 気疲れ
<逆位置>
回復 新しい交際 再出発
いくつかの杯をひっくり返してしまい、男はすっかりと、悲しみにくれていまいました。マントに身を包んで立ち尽くし、肩を落として、うなだれたままでいます。でも、こぼれていない杯も残っていて、今からでもやり直しがきくという事を、彼はすっかり、忘れてしまっているかのようです。
<正位置>
部分的な損失 悲しみ
不完全
<逆位置>
残された物に気付く
希望 リベンジ
懐かしい記憶の風景の中、少年が少女に、ユリが植えられたカップを渡しています。このカードは、過去からのノスタルジックなメッセージであり、思い出の中の憧憬や郷愁といったものを、表しています。
ふと、あの時代に帰りたくなりました。
<正位置>
追憶 懐かしむ 過去の思い出
<逆位置>
すぐに来る未来
過去を捨てる必要性
突如現れた、白昼夢の中の7つのカップ。理想の女性、勝利の月桂樹、宝石や財宝、大きな豪邸、さらには、誘惑の蛇、竜のような魔物、そして、精神性の悟りを得たいという自らの思い…
欲しいものは山ほどありますが、あれもこれもと迷っていると、全部幻と消えてしまいます。
<正位置>
迷う 妄想する うわついた心
<逆位置>
決断する 現実にかえる
何もかもに嫌になり、全てを放り出して、逃げ出したくなってしまいました。今となっては、置きざりにした8つの聖杯も、無価値なものでしかありません。
空に浮かんでいる月は、まるで男の行き先を知るかのように、優しく彼を見守っているかのようです。
<正位置>
逃避する 投げ出す
責任を放棄する
<逆位置>
努力の継続 強い意志
不思議な魅力を持った商人が、9つの杯を並べて、満足げに腕組みをしています。彼の表情は、確かな自信と誇らしさに、満ちあふれています。
このカードは、古来から伝統的に「ウィッシュ・カード」と呼ばれ、願い事が叶うカードとされていました。
<正位置>
満足 喜び 成功 健康
金運が良くなる
<逆位置>
不満 注意力散漫 不健康
大切な家族と一緒にいるという、かけがえのない幸せ。彼方に輝いている虹は、未来への夢と希望を表しています。
このカードは、夫婦や家族だけにとどまらず、友人関係や集団の中の人間関係が、良い関係性になっていく事を示しているカードでもあります。
<正位置>
幸せな家庭 満足
愛に満たされる
<逆位置>
家庭不和 浮気
心が通わない
まだあどけない顔立ちをした若者が、杯の中にいる魚を見つめています。この魚は、若者の心の中にあるものが、形になったものです。
このカードは、若々しさや純粋さ、また、感受性の豊かさや、イメージする事の大切さなどを、表しています。
<正位置>
若さ 熱意 美少年
空想力 子供
<逆位置>
だらしない 早熟
堕落 誘惑に弱い
白馬にまたがったロマンチストでハンサムな騎士が、聖杯を片手にゆっくりと歩みを進めています。彼は、知性と優美さを兼ね備え、どんな時でも、余裕の表情を見せています。このカードは女性にとっての「白馬の王子様」であり、頼もしい援助者の出現を、予兆するカードでもあります。
<正位置>
理想の男性 ロマンチスト
恋人の出現
<逆位置>
遊び上手な男 軽薄
約束を守らない
静かに杯を手にしながら、もの思いにふける女王。彼女のそのエレガントな美しさは、果てしない海をも、包み込んでしまうようです。
まさに男性にとっては、憧れの女性の存在であり、この女王は、内気で空想的でありながらも、献身的で優しさにあふれています。
<正位置>
美しい女性 優雅 受容性
女性らしさ
<逆位置>
気まぐれ 自分勝手 現実逃避
思慮深く聡明なこの王は、支配者でありながらも、包容力にあふれています。
おしゃれな服装に身を包み、美に対しても、人一倍こだわりがある彼は、理性的でありながらも、感受性にとぎすまされた指導者であり、杯を片手に、知識人や芸術家たちの話に耳を傾けています。
<正位置>
博学 芸術を解する 心が広い
<逆位置>
悪事 不正 スキャンダル
<ペンタクルスのカード>
ペンタクルスは四元素の中で「地」に属します。一般的には、トランプの「ダイヤ」の原型とされていますが、15世紀のフレンチ・スートの歴史を紐解いてみると、どうやら「クラブ」の原型であったようです。ペンタクルスのカードは、物質的なものを意味するカードです。
雲から突き出た手の上で、キラキラと輝いている金貨。そして、周囲は、きれいに整備された庭園となっています。
このカードは、人間社会における豊かさや、物質的エネルギーそのものの象徴であり、繁栄と現実的な意味における幸せを表しています。
<正位置>
成功 繁栄 臨時収入
金でカタがつく
<逆位置>
大切なものを失くす
出費 損失
道化師のような長い帽子と衣装をつけた若者が、2つのペンタクルスを紐で括って、自在に操っています。
この紐の形であるレミニスカート(∞)は無限を意味し、物事が絶え間なく永遠に続く事や、常に変化している事を暗示しています。
<正位置>
気晴らし 柔軟性 繰り返す
<逆位置>
見せ掛けの楽しみ
憂さ晴らし 暗礁 酒乱
彫刻家が、僧侶と建築士と話し合いをしながら、寺院の建設を手掛けています。今までの下積みで身につけた技術と揺るぎない実績が、彼の自信にもつながっています。そして、人と人との協力によってこそ、大きなことが成し遂げられるという事を、このカードは告げています。
<正位置>
熟練 昇進 技術力
生産性 進歩
<逆位置>
凡庸 下積みの無さ
脆い 惰性
男が4枚の金貨を決して離さんとばかりに、頑張っています。はたから見ると、その姿は非常に滑稽に見えますが、これは、自分の所有欲やエゴに囚われて、身動きが取れなくなった、悲しい人間の性を表しています。彼は、金貨と引き換えにして、自由を奪われてしまった事に気づいていません。
<正位置>
こだわる 執着 ケチ 守銭奴
<逆位置>
妨害 損失
思うようには行かない
寒い冬の夜、雪が無情に降り続ける中、貧しい難民が旅を続けています。男の方は怪我をしていて、歩くのもおぼつかないような状況です。建物の扉は閉ざされていて、どうやら中には入れないようです。今はただ、行くあてもなく、さまよい続けるしかないのでしょうか。
<正位置>
困窮する 孤立無援 さまよう
<逆位置>
混沌 すさんだ心
わずかな希望
心温かい長者は貧しい人達に、お金をめぐんでいます。社会的に成功を収めた彼は、今自分が、この社会の中で何をやらなければいけないかという事を、わかっているようです。やがてその優しい気持ちは、お風呂でお湯がめぐるように、めぐりめぐって彼の元へとかえってくるでしょう。
<正位置>
慈悲心 優しさ 思いやり
無償の行為
<逆位置>
貪欲 薄情 利己主義
今まで頑張ってきた成果が実り、やっと収穫の時が来たというのに、彼はなぜ浮かない顔をしているのでしょうか。
人は望むものを手に入れた途端に、感動が薄れて空虚となってしまうのかも知れません。いろいろな試案や思惑が、彼の脳裏をかけめぐっているようです。
<正位置>
恵まれているのに不満を持つ
一応の達成
<逆位置>
利益が出ない 過労
若者が技術を習得するために、一生懸命修行をしています。柱には、彼が作った作品が、誇らしげに飾られています。
一流の職人になる為には、一つ一つの仕事を丁寧に学んでいかねばなりません。このカードは、今目の前にある事に対して、集中する事の必要性を示してもいます。
<正位置>
勤勉 習得 修行 技術を学ぶ
<逆位置>
学習しない 能力不足
不真面目
きらびやかな服を着た女性が、何一つ不自由のない贅沢な暮らしをしています。周りには、たくさんのブドウがたわわに実をつけていて、彼女の物質的な豊かさを象徴しています。
彼女は領主の庇護を受けていて、順風満帆な生活が保障されています。
<正位置>
庇護を受ける 華やかさ 安全 豊かな暮らし
<逆位置>
みだらさ 金銭の陰謀
援助交際
豊かさに満たされた暮らしと、子孫の繁栄。豪華な衣装を身にまとい、悠然のイスに腰かけたこの老人は、その人生において、成功と誰もがうらやむ幸せを手に入れる事ができました。
今、彼は、これまで自分が積み上げてきたものを、感慨深く眺めています。
<正位置>
豊かさ 繁栄 富を得る
家を買う
<逆位置>
散財 ギャンブル 税金 危険
一枚の金貨を大切にかかげ持つ若者は、未来に胸をふくらませる好奇心に満ちた青年です。身なりは質素で派手さはありませんが、彼はいつも、目の前のものからメッセージを受け取り、学んでいこうとしています。きっと、彼は、この金貨を自分の将来の為の学費として使うのでしょう。
<正位置>
好奇心 向学心 興味を持つ
学業
<逆位置>
夢ばかり追う
地に足が着かない
馬上で金貨を持って、周りを見わたしている騎士は、責任感の強い有能な人物です。今、馬の歩みを止めて、立ち止まり、次の方法をじっくりと考えています。
慎重なこの騎士は常に、勝つ事よりも、負けない事を心掛けています。彼は、与えられた任務を、しっかりとやり遂げるでしょう。
<正位置>
有能 着実 責任感が強い
<逆位置>
有能 着実 責任感が強い
木々に囲まれた庭で、立派な玉座に座っている女王が、手にしている金貨を、じっと見つめています。
彼女は、堅実で地に足がついていて、夢みがちな行動を取る事もありませんが、人に対しては愛情深く思いやりがあり、気配りが行き届いた女性です。
<正位置>
気配り 保守的 豊富
<逆位置>
怠慢 退屈 虚栄心 無責任
あらん限りの富に満たされた王は、非常に頭の良い経営者であり成功者でもあります。
やや、心なしか彼の表情がやや冷たいのが気になります。それは、一国の主たるもの常に理性的で的確な判断が必要であるという事を意味しているのかも知れません。
<正位置>
実力者 経営 成功
頭の良い人
<逆位置>
腹黒い 汚職
人の痛みを感じない