2019.05.272019年 ヨーロッパ紀行 第3話 ~青雲の向こう側へ~

2019年5月27日(月)

 

 (In Narita Japan Date  11 May 2019)

 

 ヨーロッパへと旅立つ出発の朝は、一睡も眠る事なく、迎える事になりました。

 

 これから11日間もの間、仕事部屋を空ける訳ですから、それなりに、やっておかなくてはいけない準備もあります。

 

 この日は、サロン ド シルフィーユで総合鑑定をやらせて頂いてから、かなり間隔の空いてしまったブログを、更新しました。

 

 スーツケースの中には、まだ何も詰まっていない状態だったのですが、旅行を終えてからのブログの更新だと、間隔が1ヶ月も空いてしまうので、何が何でも、今日中に更新しておかなければと思い、先にブログに取り掛かりました。

 

 ブログを書き終えて、遅い夕食を取って、時計を見ると夜中の0時です。

 

 これから、お風呂に入って、着替えや、ヨーロッパ旅行で使うものを、スーツケースに詰め込んでいかなければなりません。

 

 この時点で、徹夜になる事を覚悟しました。

 

 まあ、行きの飛行機に乗っている時間は、トータルで12時間以上ありますから、その間に好きなだけ寝れます。

 

 不安なのは、朝を迎えて、それでも準備が間に合っていなかったら、どうしようかという事…

 

 集合は、成田空港の第1ターミナルに朝の10時30分までに到着していれば良いので、準備の時間は8時間ぐらいは取れそうです。

 でも、もしも、準備の途中でソファーに横たわったりして、そのままうっかり眠ってしまったなら、大変な事になります。

 

 7年前のパリに出発した朝の悪夢を、思い出します。

 (2013/2/26パリブログ 「あの日起こった奇跡」 参照)

 

 もう、あんなハラハラした思いをするのは、こりごりです(笑)

 

 という事で、どんなに眠くても横たわらないように、意識して部屋の中を歩き回りながら、スーツケースに荷物を詰め込んでいました。

 

 ほどなく、午前8時…

 

 頭はボーッとしていますが、とりあえず無事に、旅行の準備はできました!!

 

 地下跌に乗り込んで、まずは東京駅に行き、そこから、成田行きの快速電車に乗りました。

 

 今回は、時間のゆとりを持って、成田に到着できました(^^)

 

 

 余裕で待ち合わせ時間に間に合いそうだと、タカをくくっていたのですが、成田駅から空港に向かってしばらく歩いた時、電車の中に、帽子を忘れてしまった事に気がつきました。

 

 その帽子は、お世話になったある先生の大事な遺品なので、絶対に失くす訳にはいきません。

 

 すぐに駅のホームまで戻って、まだそこに止まっていた電車の自分が座っていた席の辺りを慌てて見渡したのですが、どこにもありませんでした。

 

 ここに来て、徹夜で寝不足状態のツケがきたようです。

 

 駅員さんに聞いた所、成田空港の駅の事務室で、それらしき忘れ物を預かっているとの事…

 

 急いで駅の事務室へと駆け込んで、無事に、大切な帽子との再会を果たしました。

 

 大急ぎで、遺失物の書類にサインして、頭に深く帽子をかぶると、慌てて空港の方へ掛けていきました。

 

 普段、身に着ける習慣がないものを、何気なく外して、どこかに置いてしまうと、とんでもない失敗をする…

 

 改めて、学んだ気がしました。

 

 帽子を電車に置き忘れた事で、20分あまりの時間をロスしましたが、それでも、今から走って行けば、チェックインの時刻には間に合いそうです。

 

 とはいえ、道を間違えて手間取ったら、完全に遅刻してしまうので、100mおきに北ウィングの場所を人に聞きながら、北ウィングにあるアエロフロート・ロシア航空カウンターへと急ぎました。

 

 10時30分ジャスト、航空カウンターに無事到着!!

 

 

 航空カウンターに行くと、今回の旅のメンバーの一人でもある、草さんと、落ち合う事ができました。

 

 草さんは、世界中を飛び回って活躍する実業家で、カンボジアにある団体の代表や、日本の読書普及協会の理事長でもあり、茶道にも精通しているし、小説も書いていて、最近はタロットカードの研究にも、夢中になっているという、マルチの才能を持つ男性…

 

 性格は僕とはまるで対照的で、ものすごく行動的で、海外旅行は慣れっこです。

 しかも、英語がペラペラに話せるので、とても心強い味方です。

 

 僕が、パスポートを照合して、搭乗チケットを取る作業に手間取っていると、草さんが全部代わりにやってくださいました。

 

 草さんと一緒に、成田空港をあちこちして、野尻先生を始め、今回一緒に旅をする残りの5名のメンバーとも無事に落ち合う事が出来ました。

 

 そしていよいよ、ヨーロッパへの旅路の始まり…

 

 最初の目的地ハンガリー・ブダペストへ向かう為の経由地、モスクワへと向かう飛行機に乗り込みます。

 

 

 飛行機の機内の席は、草さんと隣り同士になりました。

 

 いよいよ、離陸…

 

 草さんは、お酒好きで、いきなり飲み物のオーダーを聞かれるや否や、ビールを注文したので、僕もそれに合わせて、ビールを注文する事にしました。

 

 以前、パリ行きの飛行機の中でお酒を飲んで、ものすごく苦しい目に遭った事があるのですけど、あの時はワイン…

 今回は、ビールだから、まあ、大丈夫だろうと(笑)

 (2014/10/23パリブログ 「今ならあの時の失敗が話せる」 参照)

 

 話を聞いてみると、草さんも、昨夜は一睡もしていないのだそうです。

 

 別に旅行の準備に手間取っていた訳ではなく、現地での時差ボケを防ぐ為に、わざと寝ないように、一晩遊んで過ごしたそうです。

 

 飛行機の中で、僕は26日の日曜日に行う四柱推命・上級編講座のテキストのリメイクに夢中になっていると、隣りで草さんは、小説を書くのに夢中になっていました。

 

 草さんは、一見すると、何となくチャラそうに見えるのですが、実はものすごく真面目な努力家…

 

 草さんも隣りで頑張っているし、僕もモスクワに着くまでに、テキストのノルマの半分を仕上げてしまうぞと、ノリノリの気分だったのですが、2時間ほどで、ノートパソコンのバッテリー切れの為、あきらめなければならない事態になりました。

 

 飛行機内でも、コンセントと変換タップさえがあれば、充電ができると思い込んでいたのですが、飛行機内ではどこにもコンセントなんてなく、USBケーブルを持っていないと、充電ができないみたいです…

 

 ギリギリまで、お仕事を頑張ったのですが、ついにバッテリーが切れてしまい、ノートパソコンの画面が真っ暗になってしまいました…

 

 「カーン」という鐘の音と共に「残念… ご愁傷さまでした」という声が、どこかから聞こえてきた気がしました…

 

 うううっ(涙)

 

 長く悲しんでいる暇もなく、機内食が出てきました。

 

 

 これは、うまい!!

 

 僕はこれまでに、数回ほど飛行機の機内食を食べたのですが、今日、アエロフロート・ロシア航空のモスクワ行きで食べた機内食が、今までに食べた機内食史上、最高に美味しかったです。

 

 日本人の口に合うように、考えて作られた献立だと思いました。

 

 食事をしたら、急に眠気が襲ってきました。

 丸一日眠っていない上に、ビールまで飲んでいますから、無理もありません。

 

 今回の旅は、モスクワを経由して、ハンガリー・オーストリア、チェコの3か国を回る旅…

 

 

 まずは、ロシアのモスクワの地に降りて、その後、ハンガリーの①ブダベストで3泊し、その後、オーストリアに移動して、②ウィーンに3泊、さらにチェコに移動して、③ブルノに2泊、続けて④プラハに3泊します。

 

 どんな素敵な旅になるだろうか、と思うと、胸がワクワクします。

 

 でも、26日の上級編当日までに、テキストとスライドのリメイクが完成していなかったらどうしよう… とか、旅行中に仕事をやる時間が取れるかなあ… とか、いろいろと心配すると、少し暗い気分になります。

 

 とはいえ、そんな事を心配したって、なるようにしかならない訳で、まるで意味がないんすけどね。

 

 ふと、飛行機の窓から、外を見渡してみました。

 

 

 いつしか、日本の地を離れ、はるか上空の雲の上にいるんですね。

 

 地上では、晴れたり曇ったり、コロコロと天気が変わるように、人の心も、決して落ち着かない…

 

 それでも、雲の上に行けば、こんな風にずっと太陽が照らし続けているように、心の奥にある魂だって、どんな時でも、きっと輝いているに違いない…

 

 どうせなら、なるようにしかならない事を心配して、心を曇らせるよりも、楽しい事を考えて、晴ればれとした気持ちでいた方がいいし、その方が、そばにいるみんなを幸せにする事ができる…

 

 まあ、心は時々風邪をひく事もありますから、どうしても元気でいられない時だってありますけど、それでも、できる限りは、そういう気持ちでいたいと思う。

 

 はるか上空の青雲の向こう側で、いつしか気がついたら、僕は、眠りに落ちていました。

 

 <旅の教訓3>

 どうにもならない事をあれこれ悩むよりも、楽しい事を考えて、晴れやかな気持ちでいた方がいい。

 

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