2018.07.08どんな道も突き進んでいけば、そこには感謝しかない

2018年7月8日(日)

 

 関東圏では梅雨明けしたものの、西日本では大雨による土砂崩れなど、深刻な二次災害が続いています。

 被災された方の一日も早い復興を、心からお祈りします。

 

 いつの間にか、今年も半分が終わってしまい、目まぐるしく時間が過ぎていきます。

 

 ワールドカップも日本が敗退して、もう5日…

 

 こうなったら、僕としては、第二の故郷である(…と勝手に思い込んでいる)フランスに優勝してもらいたいと思っています。

 

 日本の前に立ちふさがった上に、優勝候補本命のブラジルまで撃破してしまった、恐るべき強豪ベルギーに、果たしてフランスが勝てるかどうか… とはいえ、西野ジャパンロスがショックで、また、夜中の3時に起きて試合を見る気力は、さすがにもうないです(笑)

 

 ここ最近、講座の準備やテキストの見直しなんかで時間に追われていたのですが、やっと一息つけました。

 

 それにしても、今、人生を振り返ってみると、「ただ、感謝しかない」というのが、今の気持ちです。

 僕自身、若い頃はろくに感謝なんてした事もありませんでしたし、だいたい「感謝」という言葉自体、正直好きではありませんでした。

 

 ミュージシャンになる夢が潰えて、30代を迎えた時、アルバイトをしていた会社の社長から、社員になるように誘われたのをやんわりと断った時「君は、人生に感謝の心が足りない」と、アドバイスを受けた事もあるのですが、「何一つ自己実現できてないのに、やりたくもない仕事の社員に誘われたからといって、感謝なんてしてたまるか」と、心の中で反発するようなタイプだったんです。

 

 あっと… この出だしで続きの文章を書くと、またいつものマンネリな話になって、「もう、そのパターンはあきたよ」と言われそうなので、ここで思い切って、書こうとしていた内容を180度転換しようと思います(笑)

 

 そうですね… 例えば、モロッコの砂漠の夜を、大きな月を眺めながら、ラクダに乗ってのんびりと旅をしている旅行者になったとしたら、多くの人は、僕と同じように「ただ、感謝しかない」という気持ちになると思うんです。

 

 いきなり、唐突ですけど(笑)

 

 別に、自分の夢が叶えられてなくても、お金持ちになれていなくても、社会的成功を手にしていなくても、例え、自分の恋愛がうまく行っていなくても…

 雄大な自然に抱かれて、大きな何かとつながっているような感覚に満たされたら、そんなつまらない事はどうだって良くなってしまうと思うんですね。

 

 逆に、それでも、「やっぱり、自分は自己実現できていないから、感謝なんてできない」と頑なに言える人は、ある意味すごいと思います。

 

 いきなり、突拍子もない話になってしまいましたが、何となく今、月の砂漠のイメージがふとわいてきたので(笑)

 僕はまだ、砂漠をラクダに乗って旅をした経験はありませんが…

 

 「そういう暮らしは、最初こそは新鮮で感動的かも知れないけど、そのうちに飽きて、やっぱり感謝なんてできなくなるよ」と思う人もいるかも知れません。

 

 でも、それはきっと、自分がこれまでの日本の生活習慣が抜けきれなくて、頭の中に色々な事がよぎってしまうからだと思うんですね。

 

 まだ、自分はお金持ちになれていないし、社会的成功もつかんでいないし、恋人だってできていないのに、こんな砂漠でラクダに乗っている暇なんてない… みたいな(笑)

 

 でも、現地に住んでいる人達は、感謝などと意識した事はなくても、自然な形で、感謝しているのではないかと思います。

 「こんな砂漠の何にもない所で、毎日が退屈でしょうがないよ…」などと、不平不満を言っている人は、ほとんどいないと思うんですね。

 

 そうなってくると、日本に帰ってきて、頭によぎったそれらの願望を、実際に自分が手にするまで、感謝はお預けになってしまいます。

 

 これが人間の性だと言われれば、確かに性なのかも知れません。

 

 では、日本に住んでいると、煩悩に振り回されて、感謝とは縁遠くなってしまうのかといったら、そんな事はなく、例え少しぐらい満たされないような事があっても、気持ちを上手に切り替えて、どんな時でも感謝する事ができる、清らかな心の人もいます。

(2012/4/16ブログ 「感謝の達人」 参照)

 

 でも、普通の人には、そう簡単にはいかないでしょう。

 

 大きな何かとつながっている感覚を忘れて、「個」という枠から抜け出せなくなってしまうと、どんなに豊かな暮らしをしていても、ほんの些細な事にも不平不満を感じたりするようになります。

 

 電車に乗ろうとしたら、たまたま10秒差でドアが閉まってしまった… みたいな、ほんの些細な出来事が起こっただけで、イライラしたりするようになります。

 

 だから、例えば、自分の夢が叶ったり、お金持ちになったり、恋人ができたりしたら、感謝ができるようになるか… と言ったら、確かにその時は感謝できるかも知れませんが、その内に別の欲が出てきて、いつの間にか別の不満がこみあげてきます。

 結局、「個」という枠から抜け出せない内は、根本的な解決にはなりません。

 

 じゃあ、感謝できるようになるにはどうしたら良いか… と言ったら、ちょっと無責任なようですけど、今の目の前にある道をひたすら突き進んでいって、頑張るしかないのかも知れません。

 

 自分が「お金持ちになれていないから、感謝できない」と思うなら、お金持ちになるべく頑張ったらいいし(ただし、人に迷惑を掛けるお金儲けのやり方は絶対にダメですが…)、「恋人がいないから、感謝できない」と思うなら、恋人を作る為に一生懸命努力したらいいと思います。

 恋人が欲しくてたまらない人に、「そんな執着はなくして、感謝しなさい」と言ったって、それは無理がありますし、ただ苦しいだけです。

 

 その目の前の道を突き進んで、試行錯誤しながら努力している過程で、たくさんの学びがあります。

 

 そして、時には気分転換に旅行をしたり、楽しい事をしたり、見聞を深めるような事をするのも、良いでしょう。

 

 そうしている内に、心が自然と幸せに満たされて、豊かになっていきます。

 

 その内に、「個」から抜け出さなければいけない必要性を感じる事ができるようになったり、もがき苦しみながら、ふとしたきっかけで、大きな何かとつながっている感覚に気がつけるかも知れない…

 

 占いなどで知る事ができる開運法の多くは、基本的に、自分の願望を叶えやすくしたり、現実的な幸せをつかむためのものです。

 

 現実的に何一つ満たされていなくて、夢も希望もことごとく叶わないような状態では、心がすさんで感謝どころではありませんから、ある程度幸せな状態の方が、心も豊かにしやすいと言えます。

 

 でも、いくら現実的な幸せを手にしたとしても、自分自身が相変わらず「個」に閉じこもって、欲望に振り回されている状態では、心はずっと苦しいままです。 仮に、そんな状態で、自分の思うがまま、我がままに振舞えるような環境が与えられてしまえば、平気で周りの人達を振り回したり、傷つけたりしかねませんから、結果的に劫を積み重ねてしまうでしょう。

 

 だから、あくまでも、最終目標は「自分も周りの人もみんなが幸せになる」という所に、設定していないといけません。

 

 僕も偉そうな事を言えるほど、分かっている訳ではありませんが、結局の所「こうすれば、こうなるよ」なんて近道はなくて、目の前の事に体当たりでぶつかっていくのが、一番手っ取り早い気がします。

 

 そして、心のどこかで、「感謝をできなくしている原因は、もしかしたら、自分の頭の中でよぎるモヤのせいかも知れない」と気づいていれば、いつか必ず、絶対に揺るぎない幸せをつかむ事ができる気がするんです。

 

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