2021.12.19大変、ご無沙汰しております!!

2021年12月19日(日)

 

 大変、ご無沙汰しております!!

 

 前回、このブログを更新したのが、2020年12月31日ですから、約一年ぶりのブログの更新になります。

 

 この一年の間、日本では首相が二回替わり、あいかわらず、コロナウィルスの流行で、外出にマスクは手放せないまま……

 

 僕はこの一年、「2021年末までに達成する」と、みんなの前で誓ったある事を、絶対に実現させようと、必死になって頑張っていました。

 

 そのある事とは、何かというと「本を3冊出版して、書店に並ぶようにする」というものです。

 

 なぜ、そんな無謀でおかしな宣言をしてしまったかというと、それはある情報を聞いて、つい、みんなの前で、自分を奮い立たせる為に口走ってしまった一言が原因でした。

 

 それは2018年の末、今から三年前の出来事……

 

 2021年末までは三年間もあるし、書く文章もすでにある程度できているし、四柱推命上で見ても、この三年間は僕にとって、ありえない位の力がみなぎってくる人生の最後のチャンスでしたから、その時は、勝算は十分にあったのです。

 

 ところが、後からその情報が誤情報だった事を知り、すでにでき上がっていると思っていた文章は、実は使う事ができないと知った時には、「本三冊出版」という目標が、とてつもなくハードな目標である事を、思い知らされました。

 

「あきらめる」という選択肢を選べば、どんなに楽だろうと、何度も思いました。

 

 でも、これは、亡くなった父との約束でもあったんです。

 本を出すまでは死ぬな、と約束していたのですが、高齢には勝てず、父は2020年の夏の終わりに他界しました。

 

 その時、何が何でもこの約束は守りたいと、心に誓いました。

 

 

 小田原の朱紅先生からのアドバイスを受けて、こんな紙をずっとオフィスのキッチンに貼り付けていました(^^;;

 

 とはいえ、この時点(2020年1月)では、どの出版社で本を出すかも決めていないし、だいたい、どんな本を3冊書くかも決めていませんでした。

 すでに、でき上がっていると思い込んでいた文章は使う事ができないというのが、大きな誤算だったのです。

 

 それなら、そんな宣言さっさと撤回すれば良いだろ…… って話ですが、まあ、こういう性格ですから(笑)

 

 引っ込みがつかなくて、この頃はずっと毎日、一体何を書けばいいのかと、悩み続けていました。

 

 タロットの事は前回の本に書いてしまいましたし、僕がエッセイ本なんかを書いた所で、そんなもの誰も読みたくないでしょうし……

 

 一時期は、3冊の内の1冊はエテイヤ本の訳本にしようと思っていたのですが、やる事なす事うまく行かず、全く話が先に進んでいかない……

 

 改めて、自分の占いのキャリアの事を、もう一度見直してみた時、僕が占いの中で、本当に得意分野として世間と太刀打ちできるのは、やはり四柱推命しかないと再認識しました。

 大体、僕は占い以外には何の取り柄もないし、占いと言っても、四柱推命以外の事で本を書くには、まだまだ知識も経験も浅すぎる……

 

 三年間も期間があったに関わらず、結局、今年の元旦まで、原稿はたった一行も書けていませんでした。

 

 だから、こんな奇跡のような事が起こせたのは、僕の力ではありません。

 

 全ては、本当にたくさんの僕の周りにいてくれた方のお陰です。

 

 そして、目に見えない所から、ものすごく力を頂いたのも感じます。

 ちょうど十年前、あの絶対に間に合うはずがない、パリ行きの飛行機に乗れたように……

(2013/2/26パリブログ 「あの日起こった奇跡」 参照)

 

 もう、自分の欲得のためだけに生きるのは止めようと、改めて思いました。

 

 

 こうやって、3冊の本を見ると、涙がこみ上げてきますね。

 

 この3冊の本は12月23日(木)に全国書店に配本され、12月27日・28日頃には新刊として書店に並びます。

 有隣堂や紀伊國屋書店、ブックファーストなどの大型書店には、まず間違いなく配本されますが、全国どこの書店であっても、出版社名(総和社)と本のタイトル(四柱推命人間学・四柱推命の占い方・四柱推命の景色)を言えば、注文が可能です。

 

 実は、まだ身体の疲れが取れていなくて、正直、飛び上がるような喜びにあふれているという状態でもないのです。

 

 無理な事を押し通せば、当然、いろいろな人間関係の軋轢も出てきますし、体にも相当な負担が掛かります。

 

 村野大衡先生もおっしゃっていましたけど、夢や目標というものは、やはり人に話すものではないですね。

 向かい風のような、ものすごい抵抗エネルギーに、命を削られたような感じがします。

 

 三年前には調子に乗って「本3冊出せなかったら、占い師をやめる」などと、バカな事を口にしていましたから、引くに引けなかったというのも確かにあります。

 もちろん、相手の人も、僕の言う事を真面目に聞いていた訳ではないと思うのですが……

 

 それでは、心血注いだ3冊の本をご紹介させてください。

 

 

 これは「四柱推命人間学」という本です。

 人差し指を立てている、調子に乗っているポーズは、社長のアイデアです(^^;;

 

 前回、出版した「四柱推命完全マニュアル」には、相性鑑定の見方が書かれていませんでした。

 

 この「四柱推命人間学」は、その頃からずっと企画を温めていたもので、3冊ある内の一番最初の本です。

 四柱推命が初めての方にも、わかりやすくなるべく簡単にというのがコンセプトの本で、イラストや挿絵もふんだんに入れて解説しています。

 

 とはいえ、四柱推命において「五行バランスを見る」という事は必要不可欠ですから、命式の五行バランスを簡単に出すシステムに、本当に苦慮しました。

 本の最後の方は、本格的な相性鑑定の見方にも触れていますので、中級以上の方にも、満足して頂ける内容だと思います。

 

 

 これは「四柱推命の占い方」という本です。

 題字は高天麗舟先生に、書いて頂いています。

 

 中級以上のとてつもなくマニアックな本で、この本では、通変星を中心にして、四柱推命をかなり掘り下げて書いています。

 適職や大運・年運に巡る星の詳細なども取り上げ、僕にとっては、この3冊の中で一番エネルギーを注いだ本です。

   これで、寿命を5年ぐらい縮めたと思います(^^;;

 

「詳細な通変バランスを出せる」というのが売りの本なのですが、システムを作り始めた時、正直「開けてはいけない扉を開けてしまった」と思いました(笑)

 

 あまりにも膨大なデータと解析システムを構想したものの手に負えず、悶々と苦しみ続ける羽目になりました。

 そんな時、受講生のミニヤさんが助っ人として現れてくれて、奇跡的に日の目を見ることができた本です。

 

 2冊目の本として取り組んだものの、あまりにも煩雑で、結局、一番最後に仕上がりました。

 

 そんな難しい本では、自分の命式の通変バランスさえ出せないんじゃないか…… と一瞬思われた方もいらっしゃるでしょうが、どうかご安心ください。

 

 僕が四柱推命の世界に入るきっかけを与えてくれた我が兄が、この本の解析システムを元に、コンピュータールーチンを作ってくれて、この本の中にあるホームページアドレスに飛べば、なんと、自動的に通変バランスのレーダーチャートが算出されるのです!!

 

 この本は、ある神社に参拝した時から、本当に素晴らしい出会いがあって、急に形になった本です。

 

 その神社の名は「四柱神社」……

 

 もちろん、四柱神社の「四柱」と四柱推命の「四柱」とは、全く関係ないのですが、本当に天の導きを感じる一冊です。

 

 ちなみに、総和社の社長は、3冊の内でこの本が一番出来が良いと思う…… と断言されていました。

 

 

 最後の本は「四柱推命の景色」です。

 僕にとって、最も思い入れの深い本です。

 

 僕は、男ばかりの三人兄弟の末っ子ですが、この四柱推命本の三兄弟の末っ子が、まさにこの本です。

 

 思えば僕の前半生は、優秀な兄達と全く違ってしまった自分の運命を呪い続けているような半生でした。

「普通の事をやっていたのでは、兄達に負けてしまう、だから変わった事をしよう」と粋がって、ミュージシャンや俳優を目指し、結果、絶望感と敗北感にさいなまれていました。

 でも、気がつけば、師や周りの人たちのお陰で、占い師という本当に自分のやりたかった事を見つけられたのでした。

 

 変わり種と言われ続けた人生でしたが、今は、変わり種で本当によかったと思っています。

 

 実はこの本、かなりの変わり種なのです。

 

 まずもって、なぜか四柱推命の本なのに横書きです(笑)

 

 横書きにしたのは、当初、この3冊の本のドラフトをしてくださったKさんの案です。

 でも、総和社の社長に「横書きの本にしたい」という事を告げると、ものすごく難色を示されました。

 普通、こういった占いの本で「横書き」というのはあり得ないのですね。

 

 でも、できあがってみると、本当に面白い本になったと思います。

 社長も「こうやって横書きで作ってみると、案外、横書きというのもアリかも知れないね……」と言ってくれました。

 

 この本は、他にもかなり変な本なんですよ。

 カラーページをふんだんに使って、僕の下手な「運命の景色」が掲載されています。

 こんな幼稚な絵、誰が見るんだ…… って感じですね(笑)

 

 この「四柱推命の景色」のコンセプトは、命式の五行をイメージで捉えるというもの……

 そういった意味では、とても斬新な本だと思います。

 

 そして、この本の大きな目玉は、「日柱看法(六十干支占い)」なんですね。

 この本は、受講生の赤木真理さんによる協力がなかったら、決して、できあがらなかった本です。

 そして、六十干支のそれぞれに、僕の下手なカラーページの絵のお口直しとして、Rさんがたくさんの見事な絵を描いてくれて、彩りを与えてくれています。

 

 実は、この「四柱推命の景色」は、550ページもあるんですよ。

 

 2冊目の「四柱推命の占い方」が、あまりにも膨大な量にふくれ上がってしまったので、「通変の五行別の違い」や「十干同士の関係」などの内容を、こっちの本に移したのです。

 

 そしたら結果的に、こっちの本の方がふくれ上がってしまいました(笑)

 

 今回「3冊の本を年内出す」という目標は、総和社の社長がいらっしゃらなかったら、絶対に実現しなかった事なのです。

 

 社長からは、年内出版したいのであれば、10月31日までに3冊の本の完全原稿を提出する必要があると言われていました。

 

 ところが、僕の悪い癖で、内容の細かい所に力を入れ過ぎてしまって、3冊目の「四柱推命の景色」の原稿が出来たのは、11月の後半だったのです。

 

 もちろん、社長に「もう少しだけ遅くなります」と断りながら、遅れ遅れの原稿を提出していたのですが、この3冊目の原稿を提出した時、「申し訳ないけど、この3冊を年内に発売するのは、99%絶対に無理!!」と言われてしまったのです。

 

 社長としては、3冊目の本は250ページぐらいの本を想定していたのですが、原稿の分量が550ページにふくれ上がってしまっていたのですね。

 

 しかも、横書きの本というのは編集泣かせで、縦書きの本の倍ぐらい時間が掛かるとの事…

 とはいえ、横書きの本の表紙は刷り上がっていますから、今さら縦書きにする事はできないし、550ページでまとまってしまっている本を250ページに要約するのは至難の業です。それだけで、さらに一週間は掛かってしまうでしょう。

 

 この時、僕の中では「万事休す」と言った感じで、まだ、他の2冊の本の最終校正の仕事が残っていたのですが、全く気持ちが乗らなくて、ずっと放心状態になっていました。

 

 ところが、その一週間後ぐらいに、社長から「一週間毎日、睡眠時間3時間で頑張ったら、思いのほか仕事が進んで、年内出版の可能性が30%ぐらい出てきた」という電話が来たのです。

 

 社長のご厚意に、心から感謝しました。

 そして僕は、その30%に全てを賭ける事にしました。

 

 それからは、僕も睡眠時間を極限まで削って、赤木さんやミニヤさんにも協力してもらって、最終校正に取り掛かりました。

 

 本を年内に出版するには、取次の年内配本の締切である12月15日に、出版社が見本の本を取次に提出し、承諾を受ける必要があるのですが、その為には12月4日に最終校正を完了していなければなりません。

 

 ところが、一週間ボーッと過ごしたツケが来て、締切の12月4日になっても最後の本の最終校正は仕上がらず、しかも寝不足で体はボロボロでした。

 

 僕は社長に、翌日の12月5日に出版社で最終校正をやらせて頂けないかと、提案したのです。

 

 そして、ミニヤさんと一緒に総和社のデスクで最終原稿を仕上げました。

 疲労で使い物にならなかった僕の代わりに、ミニヤさんが縦横無尽の働きをしてくれて、12月6日0:30からくも校了。

 

 全てのプレッシャーから解き放たれた瞬間でした。

 

  社長が全ての印刷工程を急ぎでやってくださって、取次に見本の本を提出し、奇跡的に年内出版が可能になったのでした。

  もう一日でも遅れていたら、100%年内出版は不可能でした。

 

 今になっても、どういう訳かまだ実感がわかないのです。

 

 本当はめちゃくちゃ嬉しいはずなのに、なぜか胃がどーんと重いような不思議な感覚です。

 

 でも、それでちょうど良いと思う……

 

 周りの人たちや天からの助けを頂いてできた事であって、それにあぐらをかいて、羽目を外して喜び過ぎるのは、良い事ではない気がします。

 

 頂いた奇跡を自分の気持ちを満たすために使うのではなく、今はハッキリとは見えていないのですが、何か今の自分にしかできない事に尽力しようと思う…

 

 この三年あまりで体験した、たくさんの出会いと別れの中で、自分自身が引き継げる事もたくさんあるのではないかという気がしています。

 

 いつか、この世界を旅出つ日が来るまで、精一杯やるべき事をやろうと、改めて心に誓いました。

 

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