2018.02.16旧正月と立春との違い

2018年2月16日(金)

 

 いつしか、更新が1週間に1回になって、「そうなってはいけない、そうなってはいけない」と思いつつ、結局このブログも、悪い前例であるやさしい風のように化してしまいました(笑)

     これは、笑い事ではない…

 

 という事で、気合いを入れなおす為に、今、朝の7時に起きて、ブログを書いています。

 

 今日は旧正月… 太陰暦のお正月です!!

 

 きっと、今日の村野大衡先生のブログは、旧正月のネタに違いない… と思ってのぞいてみました(^^)

 

  ほのぼの占い師“村野大衡” ☆五福臨門☆

 

 こんな朝早い時間だというのに、今日のブログはとっくに更新されていて、しかも、すでに拍手が8もついていました。

     さすが、村野先生です…

 

 ところで、「あれ、旧暦のお正月というのは、2月4日じゃなかったの…」と思う方も、きっと、いらっしゃると思います。

 

 四柱推命の世界では、一般的に立春(だいたいは2月4日)に年干支が切り替わるから、僕も、四柱推命を始めたての中学生の頃には、ずっとそうだと思い込んでいたのですが…

 

 実はこの話題、前にもちょっと書いた事があります。

 

 (2014/1/31 パリ・ブログ 「旧正月はシャキッと…」 参照)

 

 「旧暦」、「太陰暦(陰暦)」、「二十四節気」… と、一見、どれも同じ事を言っているように思われがちですが、旧暦=太陰暦ですが、立春を含む二十四節気は、これとは全くの別物です。

 

 ちなみに今使っている暦(新暦)のグレゴリオ暦は、「太陽暦」ですが、二十四節気も、立派な太陽暦です。

 

 太陰暦と太陽暦の違いは何かというと、太陰暦は、月の周期によってみていく暦で、太陽暦は、地球が太陽の周りを回る周期によってみていく暦…、という事になります。

 

 ちなみに、太陰暦の中にも、「太陰太陽暦」と「純太陰暦」があって、我々が一般的に太陰暦と呼ぶのは、太陰太陽暦の方です。

 

 純太陰暦というのは、あんまり聞いた事が無い言葉ですけど、これはサウジアラビアなど、ごく少数の国で公式に使われていた暦…

 

 月の周期(朔望月)は、およそ29.5日である事から、この純太陰暦というのは、1年を29日と30日を交互に繰り返す事によって、純粋に月の満ち欠けと対応させています。

 

 天体の「月」と、1ヶ月の単位の「月」が一致した太陰暦であり、しかも閏月もなくて、1年の長さも完全に同じなのですが、致命的な欠点は、結果的に1年が354日か355日になるので、太陽暦の1年に比べ10日ぐらい短く、年々、季節がズレていって、いつしかお正月の季節も変わっていってしまうという事…

 

 それに、毎年毎年10日短いという事は、年を取るのも速くなります(笑)

 

 とは言っても、サウジアラビアでは、誕生日のお祝いをする事もないし、だいたい戸籍に生年月日を記録する制度が完備されている訳でもなく、パスポートには生年月日が記載されていない人が大半ですが…

 

 サウジアラビアでは、つい最近の2015年まで、この純太陰暦である「ビシュラ暦」が公式に使われていたのですが、2016年、我々が使っているグレゴリオ暦に切り替えられました。

 

 ちょっと話がそれましたが、我々が普通「太陰暦」とか「陰暦」と呼んでいる太陰太陽暦は、月の運行を元にしているものの、実際の季節と大きくズレる事のないように、閏月を入れて、1年の長さを調節しています。

 

 だから、1年が12ヶ月の時と13ヶ月の時がある代わりに、そんなに、季節とズレまくってしまう事もありません。

 

 太陰太陽暦や、純太陰暦のような太陰暦と違って、太陽暦の場合は、1ヶ月の事を「月」とは呼んでいても、言葉の名残だけで、実際の天体の月とは、まるで関連しません。

 

 だから、四柱推命上で、月干支というものと天体の月とは、本来、まるで無関係なんですね。

 

 その太陽暦の代表的なものが、我々が今使っている「グレゴリオ暦」だったり、二十四節気だったりする訳ですが、二十四節気を旧暦と呼ぶ事はなく、旧暦の太陰太陽暦では、季節のズレが出て、農耕をやる上では不便な事も多いので、農村などで愛用されていた暦が、二十四節気です。

 

(2013/2/4 パリ・ブログ 「二十四節気」 参照)

 

二十四節気で言うと、今の時期「雨水」となり、寒さが和らいで、雨が降り出すようになるという時期…

 

とはいえ、全然まだまだ寒いですし、正直、二十四節気の意味と実際の気候というのは、あまり合致していません。

 

そんな訳で、日本気象協会では、現代の日本の気候に合わせた「21世紀の二十四節気」なるものを考案して、2012年に発表しようとした経緯があるのですが、反対の声が多くてやめたそうです。

 

 確かに、僕もその場にいたら、反対すると思います(笑)

 

 新しい便利な暦を作りたいという気持ちは、わからなくはありませんが、歴史ある伝統的な二十四節気に慣れ親しんだ人にとっては、これは冒涜ですね。

 

 2月4日の立春はとんでもなく寒いですし、旧正月は、中国では「春節」と呼ぶものも、まだまだ春は遠い…

 

 それでも、じきに春はやってくる…

 

 旧正月も、二十四節気の立春も、そんな気配を感じさせてくれる、とても素敵なものだと思います。

 

 改めて、旧正月おめでとうございます!!

 

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