2019.06.182019年 ヨーロッパ紀行 第19話 ~ウィーン日和~

2019年6月18日(火)

 

 (In Vienna Austriay Date  16 May 2019)

 

 旅の目的でもあった「第30回 泰永書展 in サンクト・ポルテン」のレセプションでは、訪れたオーストリアの方々が、本当に笑顔になって帰って行かれました。

 そういった意味で、かなりの成功を収めたのではないかと思います。

 

 みんな、大きな仕事をやり遂げて、ホッとしたような顔になっていました。

 

 そしてここで、今回のヨーロッパの旅も、折り返し地点を迎える事になります。

 

 朝起きて、携帯を見ると、高天麗舟先生から、「みんなで一緒に、朝ご飯を食べましょう…」というメッセージが入っていたので、まだベッドの中にいた松里さんとヒデ君に一声掛けて、そのまま、本館のホテルに、出掛けていきました。

 

 このDo Step Innホテルの本館のホテルの待合室には、誰もが自由に使えるキッチンがあります。

 

 そして、テーブルの上には、今日の朝食の為の食材が用意されていて、高天麗舟先生が、ブロッコリー炒めを作っていました。

 

 相模泰生先生や草さんも、いちごを洗ったり、ベーコンを切ったりしているので、僕も何か手伝おうと思って、そこにあったオレンジを、台所にあったプラスチックのナイフを借りて、5等分に切ってみました。

 

 

 かなり、豪勢になりました。

 みんなで用意する朝食、美味しいです。

 

 野尻泰煌先生が、「みんなで、ウィーンの街を散策してみて、もしも、良いクラシックコンサートがやってたら、聞きに行ってみようよ」とおっしゃって、それならばという事で、みんなで、かのウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の拠点「ウィーン楽友協会」に行ってみる事になりました。

 

 いつものように、泰生先生がガイドブックを調べて、ウィーン楽友協会に行くまでの電車の経路を、調べてくれました。

 

 まずは、ホテルの最寄り駅である、ウィーン西駅の地下鉄口へと向かいます。

 

 地下鉄口に向かう途中、何と、クリムトデザインの電車を発見しました!!

 

 

 思わず写真を撮る、大のクリムトファンの高天麗舟先生…

 風流人の草さんは、今日は着物姿です。

 

 ウィーン西駅から、地下鉄(U2)に乗り、フォルクス テアーター(Volkstheater)駅で、地下鉄(U3)に乗り換えて、ウィーン楽友協会の最寄り駅であるカールスプラッツ(Karlsplatz)駅へと向かいます。

 

 レセプションも終わって、今日は思う存分、ウィーンを楽しむ日…

 

 

 クリムトの電車を見つけた高天麗舟先生、とっても嬉しそうです。

 

 みんな、すごく良い顔をしています。

 

 

 ウィーンの街のど真ん中で、「ああ、今、ウィーンにいるんだ」と、思わずうっとり…

 

 カールスプラッツ駅から少し歩いた所に、ウィーン楽友協会はありました。

 

 

 ここが、世界最高峰と称される楽団、かのウィーン・フィルハーモニーの本拠地…

 

 草さんが、受付の人に聞いた所、どうやら、今しがた、お昼の部のコンサートが始まってしまったばかりとの事でした。

 残念ながら、こういったコンサートというのは、途中入場はできません。

 

 次の回、夕方の部になってしまうのですが、これだと、コンサートが終わるのが夜になってしまいます。

 今夜は、通訳のナナさんとの食事会があるので、今回はあきらめる事にしました。

 

 他にもクラシック・コンサートを聞く場所はあるし、仮に、ウィーンのオーケストラに行けなかったとしても、次に、チェコのブルノとプラハという芸術都市を回りますから、そこのオーケストラに行けばいい…

 

 気を取り直して、周辺をいろいろ回ってみました。

 

 ここは、芸術の都・ウィーン…

 

 町の中には、いたる所に見るものがあるし、どちらにしても、見たい所を全部を回る事なんて、できません。

 

 

 少し歩いていると、国立オペラ劇場にたどり着きました。

 

 オペラ劇場の建物の前を5人で歩いていると、劇場の販売員… いや、多分ダフ屋さんが、オペラのチケットの値段表を見せながら、話しかけてきました。

 

 「コンニチハ。日本イイトコ。ナゴヤ、トウキョウ知ってる」と、片言の日本語を使って話しかけてきますが、日本語の会話ができるという感じではありません。

 

 草さんが、ダフ屋さんに「我々は学生だけど、学割にならないか」と、値切り交渉をしていました。

 

 草さんを見ていて、やっぱり英語ができるという事は、素晴らしい事だなあ… と思いました。

 

 野尻先生も、現地の人とちゃんと話せるように、英語の勉強をしておきたいと、おっしゃいました。

 確かに身振り手振りでも、気持ちが通じない訳ではないけれど、ちゃんと言葉が交わせたら、もっと気持ちの交流が出来るから… とも、おっしゃっていました。

 

 草さんが言うには、世界の多くの国では、英語が話せるというのは、ほぼ常識で、こんなに英語が話せないのは、日本人ぐらいなのだそうです。

 

 このヨーロッパのように、言語が違う多民俗の中で暮らしていると、みんなの共通語になる言葉がないと、お互いに意思の疎通ができません。

 その共通語こそが、英語という訳です。

 

 単一民族の日本では、そういった事にはなりにくいし、それに加えて日本は島国ですから、大量の移民が押し寄せるような事もありません。

 外国に行って暮らすような事にでもならない限り、英語が重宝される機会も少ないものです。

 

 ところが、ヨーロッパの国々では、電車や高速バスに乗って国境を越えたら、そこは言語体系が全く違う外国です。

 

 ハンガリーはハンガリー語だし、オーストリアはドイツ語だし、チェコはチェコ語…

 

 だからこそ、「英語」という多くの国で通じる世界の共通語を、必死になって学ぶ必要がある…

 

 言われてみて、なるほどなあ… と思いました。

 

 英語ができる事で、たくさんの国の人と会話できるようになるし、確実に人生の幅が大きく広がる事は、間違いなさそうです。

 

 

 さっきから、ずっと、小刻みに鳴らされる車のクラクションが、一向に鳴りやみません。

 

 おかしいなあと思って、大通りを見てみると、タクシー会社のストライキなのか、たくさんのタクシーがクラクションを小刻みにならしながら、ノロノロ運転をしていました。

 

 こんな光景、日本では決して見る事はできませんね。

 

 騒がしい大通りを避けるようにして、気の向くままに歩いていたら、いつの間にか、美術館通りにいました。

 

 

 左側の建物を見ると、レオポルド美術館や近代美術館などの美術館群であるミュージアムクォーター…

 

 そして、右側を見ると…

 

 

 ウィーン美術史美術館…

 

 そして、このウィーン美術史美術館が、我々5人にとって、一生の記憶に残る思い出の場所になろうとは、この時はまだ、夢にも思いませんでした。

 

 早速これから、この美術館に、足を踏み入れてみたいと思います。

 

 <旅の教訓19>

 英語を勉強する事によって、人生の幅は大きく広がる。

 

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