占い暦683 書の憩い

丁酉年 辛亥月 甲辰日 雨 「隠者・逆位置」

 

今日はサロン ド シルフィーユはお休みにして、夕方からずっと書を書いていました。

 

明日は、野尻泰煌先生の書のレッスンの日…

 

今回から、僕の最も苦手とする楷書が課題から無くなった事で、肩の力を抜いて、書が出来るようになりました(笑)

 

という事で、象形文字と草書を、思うがままに書き連ねていました。

 

 

これは実は「共」という字なんです。

 

少し名残が残っていますね。

 

いつもの楷書とかですと、すごく時間が掛かってしまうので、1枚仕上げるのがやっとで、アップアップしてしまうのですが、象形文字を書くのは楽しいし、気楽な気持ちで書けるので、一つの文字を3枚ずつ仕上げています。

 

野尻先生は、僕が占いを生業にしている事を配慮して、卜占の殷の時代の象形文字を書いたり覚えたりする事で、占いの勉強にも結びつくだろうと気遣ってくださったのですね。

 

優しい師匠に恵まれた事を、心から感謝しています。

 

先週の金曜日、野尻先生とお会いした時、新宿から帝国ホテルのある有楽町へ向かう山手線の中で、ずっとお話をさせて頂いたんです。

(2017/11/10ブログ 「占いのルーツを探る旅」 参照)

 

例えば、象形文字は、はるか3000年以上前の殷王朝で発見されたものですが、芸術も占いも含め、文化というものは、本当に長い長い年月をかけて熟成されて形になったものです。

 

それに比べると、我々の人生は、たかだか100年…

 

しかも、その文化を探求しようと真剣に向き合える時間なんて、その人生の中のほんのわずかな時間に過ぎません。

 

そんな、わずかな時間で、3000年以上もかけて、熟成された人類の文化なんて大それたものを、一体どれだけ消化できるのだろう… と、ふと不安になってしまったのですね。

 

下手に見当違いな思い込みをして、間違ったものを世に広げてしまったら、大変な事になるのではないか、みたいに思ったのです。

 

その話を野尻先生にすると、こうおっしゃいました。

 

「間違っていたっていいんだよ。我々は、土木作業員の一人に過ぎないんだから…」

 

野尻先生がさりげなくおっしゃった、この「土木作業員」という言葉に、すごく感動しました。

 

確かに、文化なんてものは、一人で作るものではないし、そんなに気負う事も無いのかも知れません。

 

結果的にその時代その時代に居合わせた、星の数ほどのたくさんの人達によって、築きあげられるものでしょう。

 

書の憩い…

 

肩の力を抜いて、気楽に楽しみながら、頑張ってみます(^^)

 

クリックして頂けると、とっても嬉しいです♪

2017年11月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : futoshi