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運気を上げる占い師18.01.04

2018年1月4日(木)

 

今日から、サロン ド シルフィーユも仕事始めになります。

とはいえ、大みそかから3が日まで、ホームページの事でずっといろいろパソコンをいじっていたので、あんまり休んだ気がしないのですが(笑)

 

年明けの一番最初は、いつも定期的に鑑定を受けてくださっている神戸の社長の電話鑑定からやらせて頂いて、その後、サロン ド シルフィーユでの今年初めての直接鑑定は、千葉の松戸に住んでいた時代から鑑定させて頂いているお客様のEさんでした。

 

Eさんは、前日に鑑定を申し込んでくださったのですが、久しぶりに鑑定を受けたいと思ったのは、ちょっと変わった、ある理由からでした。

 

実は、Eさん、今年の1月2日に、ある人に西洋占星術の鑑定を受けたというのですね。

 

その人は、別にプロの占い師という訳ではないのですが、いろいろ占いの研究をしているという方で、もう千人ぐらいのホロスコープのデータを見ているのだとか…

 

最初はEさんも、占いを見てもらうつもりはなかったのですが、ただで鑑定を見てくれるというし、話の腰を折るのも何なので、その人に鑑定を受ける事にしたそうです。

 

その人は、冒頭に「私は、ありのままの事実を全て正直に話します」と宣言して、Eさんのホロスコープを見て、こんな風に言ったそうです。

 

「ハッキリ申し上げて、あなたは結婚運は非常に悪いです。子供運もよくありません。あなたのお子さんは、あなたの事を嫌っているはずです」と…

 

う~ん、今時、そんなひどい事を言う占い師がいるんだ… と僕はしばらくあっけに取られてしまったのですが、思い直して、Eさんに「まあ、それでも、なんか一つぐらいは、良い事も言われたんじゃないですか」と聞くと、「いえ、何一つ良い事は言ってくれませんでしたし、どうしたら、悪い運が改善されるかも、全く教えてもらえませんでした」 との話…

 

なるほど、この人の世界観においては、Eさんは生まれながらに、結婚運も子供運も悪い事は決定づけられていて、どうやったって、その宿命から逃れる事ができない、という事なのでしょう。

 

「お正月から、あまりに落ち込んだので、浅野先生に元気をもらいに来ました」と、Eさんは、サロン ド シルフィーユに来るなり、笑顔で話してくれました。

 

それにしてもこの言われようはひどいです。


実際に四柱推命で見てみても、そこまで結婚運が悪い訳ではないし、子供運なんて、むしろ普通より良いぐらいなんですけど…

 

Eさんが、その人に「いつも四柱推命で見てくれる先生には、そんな事を言われた事が無いのですが…」と告げた所、「四柱推命より西洋占星術の方が当たるし、とにかく、あなたの結婚運と子供運は悪いんです」とダメ押しされたとか…

 

僕は西洋占星術については、浅学なので、あまり詳しく語る事はできませんし、ブログの中で、誰かをつるし上げる気も、毛頭ないのですが、こういう類いの鑑定を受けて、気分が落ち込んでいる方も多くいらっしゃると思うので、少しだけ、僕の思った所を書いておこうと思います。

 

まず思うに、「占い師というのは、占いを通じて人を幸せにする存在でなければいけない」 と思うんです。

まあ、この人はプロの占い師ではないので、強くは言えませんが…

 

もちろん、だからと言って、占い師は悪い事を告げてはいけないという訳ではないのですが、悪い事を告げるのなら、「どうしたら良いのか」という解決策を、必ずワンセットにすべきです。

もしも、それがわからないのだったら、最初からそんな事を告げるべきではありません。

 

なぜなら、悪い言霊は、本当に悪い未来を呼び込むから…

 

実際には、悪い運気でもないのに、「あなたの今年の運気は最悪です」と、誰かから言われて、その言葉のトゲがその人の心に刺さって抜けなくなってしまったのなら、本当に今年は最悪の年になってしまいます。

 

もちろん、だからと言って、景気の良い事ばっかり言えば良いという訳でもないのですが、少なくとも、悪い事を言いっぱなしにして、何の改善策を出さないよりは、こっちの方がマシです。

 

良い言霊は、その人を元気にさせる働きがありますから…

 

ただ、その時に気をつけなければいけないのは、その言葉によって、その人を自信過剰にさせて、自らの努力や、失敗しない為の細心の注意を怠らせてしまう可能性がある事です。

 

占い師から、運命の人との出会いの年を聞いたものの、それを聞いて安心しきってしまって、その一年ずっと家にこもっていたなら、自然と運命の出会いが消滅してしまうのは、自明の理です。

 

だからこそ、占い師は、本当に言葉に慎重さが求められます。

 

Eさんが占いをしてもらったのは、プロの占い師ではなく、お金を取らないアマチュアの方だから、まだ許せる部分もないではありませんが、それでも、こんな不幸な予言を聞かされた人は、気持ちも落ち込むし、一時的に運気も下がってしまうから、本当にいい迷惑です。

 

ここで一番大切な事は、「なぜ、その言葉を発するのか…」 という、占い師の気持ちの部分ですね。


本当に目の前のお客様の事を思っていて、「そうなって欲しくない」という気持ちから悪い事を告げるのなら、場合によっては、ありだと思います。

でも、ある程度の器量を持った占い師でなければ、かなり危険ですが…

 

ある程度の器量を持った占い師で、かつ本当にその人の為を思ってのアドバイスなら、悪い事を告げた後には、自然と解決策もペアになって出てくるし、悪い予言が当たらないように、あらん限りのその人の為のアドバイスが続くはずです。

 

そういう時というのは、占い師から悪い事を告げられたにもかかわらず、なぜかお客様は元気になる事もあります。(器量が不足する占い師がこれをやると、確実に、元気が奪われます…)

 

前に何度も繰り返し書いていますが、運命というのは、必ず変えられるものですし、もしも運命が変えられないのだったら、この世に生きている意味すらありません。

 

そして、器量のある占い師は、その人の運命を変える力を持っています。

その人の持っている価値観を変える事さえできれば、自然と運命だって変わりますから…

 

もちろん、人の運命を変える事ができるのは、占い師に限った事ではなく、立派な生き様をしていて、人からも尊敬されている人というのは、多かれ少なかれそういう力を持っていると言って良いでしょう。

 

こういう人をあげればキリがないのですが、例えば、故・平岩外四さんとか…

(2013/10/29 パリ・ブログ 「幸せになる量は器の大きさで決まる」 参照)

 

で、さっきの話に戻りますが、無責任に悪い事ばかり言って、その人を落ち込ませるような鑑定をする人というのは、相手の事をこれっぽっちも考えてないですね。

 

ただそこには、自分の自己満足しかなかったり、占いが当たる事だけにしか意識がなかったりで、思いやりのかけらもないです。

 

僕も、鑑定の中で、ちょっと危なっかしいな… と思った時には、お客様に厳しい事を告げる事もありますが、その時には、その悪い言葉が一人歩きして、お客様の運気をせき止める事が無いように、細心の注意を払います。

だいたいは、「その部分をきちんと気をつければ、大丈夫ですよ」と締めくくります。

 

人は無限の可能性を持っているものだと思うし、占い師が、その人の可能性をつぶす事になってしまっては、本末転倒です。

 

僕の周りには、占い師の仲間がいっぱいいます。

ありがたい事に、今回Eさんが犠牲になってしまったような、人の運気を下げる占い師の友人は、一人たりともいません。

みんな、目の前のお客様の事を真剣に考えている、人の運気を上げる占い師さんばかりです。

 

そして、僕自身も、常にその部分だけは、何があっても揺らがないようにしたいと、常に肝に銘じています。