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立春と旧正月、太陽暦と太陰暦の違い19.02.04

2019年2月4日(月)

 

 昨日は節分で、今日は立春…

 

 いつも毎年、恵方巻を食べて、ゲンを担ぐのですが、今年は余りにも忙しくて、気がついたら、恵方巻を食べる事を、すっかり忘れてしまっていました。

    今年は年干が己だから、歳徳神は東北東… 中級編・第2講座で、ちょっぴり解説します…

 

 何でも、毎年毎年スーパーやコンビニの恵方巻の廃棄処分の数が、半端ないらしいですが…

 

 さてさて、四柱推命の世界では、本日の12時15分をもって、年干支が「己亥」に替わりました。

 

 たまに地方時差を計算して、この時間を修正する人がいますが、それは間違いです。

 日本国中、北海道から沖縄まで、きっかり12時15分に「己亥」がスタートです。

※ちなみに、これは定気法を元にした計算であり、平気法(恒気法)ですと、明日2月5日の23時が干支の替わり目です。

 

 今日から年干支が替わって、四柱推命上の新しい運の流れがやってきます。

 

 つい先日、「第15期 四柱推命講座・初級編」を、ホームページのトップにだけに告知をしたのですけど、定員6名の所、もう本日までに4名の方が応募くださって、正直驚いています。

 

 メルマガでもブログでも、何も出していないし、「僕のホームページなんて、どうせ誰も見ていないだろ…」って、思っていたのですが、まさかの展開に、本当に感謝しています。(ちなみに第14期は、2名のみで開催しました)

 

 この流れが、僕にとっての己亥年の運気の流れなのかな… などと、ちょっぴり感じています。

 

 ちなみに、十干と十二支は、それぞれ10年ごと12年ごとのサイクルで、回ってきますから、今年がどんな年になるかは、今から10年前の出来事や、12年前の出来事が参考になるはずです。

 

 皆さまにとって、今から10年前、12年前はどんな年だったでしょうか…

 

 僕にとっての10年前の「己」は、占い師としての不安定だった生活が、完全に安定した年でした。

 

 それまでは、都内の占いショップで月収11万円ぐらいで働いていて、本当、食費もギリギリの貧しい生活だったのが、この年に師匠のお陰もあって、収入が3倍になったんです。

  僕にとって「己の年」は、己土濁壬という割には結構良い年になる… ちなみに最悪は「丙の年」(笑)

 

 ちなみに、今から12年前というのは、池袋の駅前に机を出して、路上鑑定をやっていた頃ですね。

 (2013/4/27パリブログ 「あの日から始まった…」 参照)

 

 12年前の僕は、路上鑑定だけでは食べて行けなくて、アルバイトと掛け持ちしながら、まるで未来が見えない状態で生きていたのですが、あの路上鑑定の経験があるからこそ、今があります。

 

 僕は占術理論に関しては、子供の頃からかなりマニアックでしたが、それまでは、ちゃんと鑑定料を頂いての実践鑑定をした事がありませんでしたから、この経験によって、理論オタクだった自分の殻を破ったとも言えます。

 

 だから今年は、この10年前と12年前の年のように、何かを突破する飛躍の年になる予感がしますね。

 去年の暮れに、身の回りのいろんな事を整理してからは、自分の体の中から、パワーが沸々と湧いてくるのを感じます。

 

 もしも皆さまにとって、10年前や12年前が、あまり思わしくない年であったとしても大丈夫です。

 

 人生はらせん階段と同じで、過去のその出来事や経験をバネにしながら、さらなる高みに上がって行く為のものですから…

 (2018/12/2ブログ 「自分の心が成長した分だけ、確実に人の運命は変わる」 参照)

 

 さてさて、立春(定気法による)は今日なのですが、旧暦のお正月である旧正月は、明日の2月5日になります。

   きっと、村野先生のブログでも、明日はカンボジア紀行を休んで、旧正月の記事を書くと思う…

 

 「えっ、立春って、旧暦のお正月じゃないの?」と思う方も中に入ると思うのですが、実は違います。

   とはいえ、平気法の立春は明日なので、平気法においては、今年の正月と立春は偶然に一致しています…

 

 ちょっと、この辺がややこしいのですが、「立春」とか、「啓蟄」とか、「夏至」とかいう呼び名は、「二十四節気」(2013/2/4パリブログ 「二十四節気」参照)と言って、昔から使われてはいますが、単体でそれを旧暦とは言いません。

 

 日本で旧暦(天保暦)と呼ばれている暦は、「太陰太陽暦」に属し、月の満ち欠けを元にして、それに二十四節気を合わせて用いて、補正しているという感じです。

 

 太陰太陽暦は月の暦ですから、旧暦の正月の日(つまり明日)は、必ず新月の日になります。

 

 ちなみに二十四節気は、我々が今使っているグレゴリオ暦と同じ「太陽暦」であり、地球が太陽の周りを回る周期を元に作られた暦です。

 おそらく、最初に「冬至」と「夏至」ができて、次にそれを均等割りした「春分」と「秋分」ができて、さらに、それを均等割して、立春・立夏・立秋・立冬ができて、さらに、その8つの区間を3分割して、二十四節気となったのでしょう。

 

 四柱推命や九星気学、算命学なんかもそうですけど、これらの占いの中の「ひと月の定義(つまり「月干支」)」は、二十四節気が2つ分です。

 一年を24分の1に分けた「二十四節気」が2つ合わさって、12分の1の月(月干支)となるのですが、そもそも二十四節気は太陽暦ですから、「月」という名で呼びつつも、実際の月の運行とは、全く関係ありません。

 

 だから、これらの占いで「一年は太陽の周りを地球が一回り、ひと月は月が地球を一回り、一日は地球が回転して一回り…」などと説明するのは、厳密に言えば、間違いという事になります。

 この場合のひと月(二十四節気2つ分)というのは、月の運行と全く関係ないですから…

 

 ちなみに、旧暦である太陰太陽暦を使う占いの代表と言えば、何と言っても、紫微斗数でしょう。

 

 太陰太陽暦においては、二十四節気は、半月とか一ヶ月とかといった一定の期間を表すものではなく、あくまでも「点」です。

 

 月の運行を最重要視する太陰太陽暦では「ひと月は月が地球を一回り」という定義が、ほぼ当てはまります。(厳密には一回り以上、回転していますが…)

 ただし、今度は「一年は太陽の周りを地球が一回り」というのは、当てはまらなくなります。一年の長さが、年によって変わりますから…

 

 旧暦のひと月は、新月から、次の新月の前日までの区間であり、月の満ち欠けの周期は29.53日ですから、ひと月は、必ず29日か30日かのどちらかになります。

 

 そして、太陰太陽暦の場合、一年は必ずしも12ヶ月とは限りません。

 

 昔も昔、大昔のイスラム圏辺りには、太陰太陽暦ではなく、純粋な「太陰暦」という暦があって、これは、きっちり一年が12ヶ月と決まっていたのですが、こうなると一年は、およそ354日となり、約365日の地球の公転周期と、毎年10日以上もズレてしまうので、全く季節と連動させられません。

 

 ちなみに、旧暦の太陽太陰暦では、一年は12ヶ月の時と13ヶ月の時が存在します。

 

 そして、その「うるう月」を決定するのに、二十四節気が存在します。

 

 二十四節気の「点」というのは、だいたい15日ごとに巡ってきます。

 

 旧暦の「ひと月」の定義である月の満ち欠けの29日間ないし30日間の間に、二十四節気の「点」は、ほとんどの場合2つ含む事になりますが、まれに、1つしか含まれなかったり、3つも含まれてしまったりする事があります。

 

 めちゃくちゃ乱暴に説明すれば、二十四節気が1つしか含まれていない月が出た時は、その月を「うるう月」として、その月が含まれる年を13ヶ月の年とするという訳です。

 

 だから、四柱推命や九星気学の「ひと月」と、紫微斗数の「ひと月」は違います。

 

 四柱推命のひと月は、月の運行とはまるで無関係の言葉の名残だけの月ですが、紫微斗数のひと月は、名実ともに月の運行のひと月です。

 

 紫微斗数などで使われる旧暦とは、月の運行をメインにした暦の事です。

 

 ロメロ・ミツエ先生のブログには、ものすごく簡潔にわかりやすく、紫微斗数と四柱推命の時差換算の方法が書いてあったりするのですが…

 

 ロメロ・ミツエ「仕合せ拍子」~正確な鑑定のための時差計算~

 http://romeromitsue.blog.fc2.com/blog-entry-272.html

 

 この記事を読んで、四柱推命では「均時差」を扱っているのに、紫微斗数では「均時差」を扱わないのだろうと、疑問を感じる方もいらっしゃるかも知れません。

 

 でも、その理由は明解です。

 四柱推命という占いは、日主の存在があくまでも主体であり、本来、日主とは、太古の昔の太陽神霊そのものでもあり、日時計の時間である視太陽時できっちりと一日を区切り、暦も「二十四節気」という太陽暦を用いていきます。

 

 ゆえに、一日の区切りは、子の刻の中間地点の午前0時(別説もあり)であって、均時差、地方時差、サマータイムを元にして、視太陽時にしっかりと補正していく必要があります。

 だから、均時差を計算していないのに、地方時差だけを計算するという事は、四柱推命ではあり得ません。

 

 でも、紫微斗数は、月の運行がメインである太陰太陽暦を用いた占いであり、主体はあくまでも月であって、紫微斗数に、日時計の時間による一日の区切りという概念は、ありません。

 

 月の運行が主体の紫微斗数には、一日の長さが変わらない平均太陽時の方が、むしろ適しています。

 一日の区切りも、きっちりと子の刻の開始の午後11時で区切って、天体のズレを補正する為に、地方時差とサマータイムは使いますが、均時差は使う必要はない(使ってはいけない)という訳です。

 

 僕は紫微斗数については、全く浅学なので、扱う暦の説明ぐらいしかできませんが…

 (紫微斗数は、村野大衡先生やそのお弟子の先生が扱う「台湾上機派」がお勧めです)

 

 さてさて、今日は立春で、明日は旧正月…

 はれて、新年の幕開けです。

 

 今年も皆さまにとって、素晴らしい一年になりますように、心よりお祈り申し上げます。

 

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