2019.07.082019年 ヨーロッパ紀行 第36話 ~旅の終わり~

2019年7月8日(月)

 

 (In Prague Czech Republic ~ Moscow Russian ~ Narita Japan Date  21~22 May 2019)

 

 今日は、いよいよ帰国の日…

 昨夜は少し早めに、眠りについたせいか、今朝は朝の5時ぐらいに目を覚ます事ができました。

 

 松里さんから頂いた風邪薬のお陰で、鼻水と咳は止まっているのですが、まだまだ本調子とは言えず、やっぱりいつもよりも、動きが鈍いです。

 

 この状態だと、荷物をまとめるのが遅れて、みんなに迷惑を掛ける必要がある…

 そう思った僕は、音を立てないように、みんなより先に、帰り支度を始める事にしました。

 

 今から始めれば、のんびりダラダラやっていても、十分に間に合います。

 

 買い込んだおみやげや、預かり物なんかで、荷物が行きの時の2倍近くに膨れ上がっています。

 

 

 これをスーツケースに詰め込むのは、かなり至難の業です。

 

 そこで、荷物の隙間をできる限りなくして、ぎゅうぎゅう詰めに押し込んだスーツケースのフタを無理やり閉めようと、上に乗っかって金具をパチンとしました。

 

 痛!!!

 

 右手中指に、激痛が走りました。

 なんと、指を金具の隙間に挟み込んでしまったのです。

 

 心の中で絶叫しましたが、今はまだ朝の5時、みんなは寝静まっていますから、声を上げられません…

 スーツケースの上で、ぐっと正座をして耐えました。

 

 スーツケースの上で正座している僕を見つけた草さんが、眠そうな顔をして「どうしたんですか…」と聞きました(笑)

 

 その後、水道の水で、ずっと指を冷やしていましたが、血豆になってしまって、中々痛みが治まりませんでした。

 

 

 何てこったい… これで、ますます帰り支度が遅くなりそうです。

 

 少し熱っぽい体と、中指の痛みに耐えながら、無理やりスーツケースのフタを押さえつけて、鍵をしました。

 

 もう、このフタは日本に着くまでは、絶対に開けないぞ…

 そう、心に誓いました(笑)

 

 モタモタと帰り支度をしている内に、空も明るくなってきて、7時ぐらいになると、みんな目を覚ましました。

 このアパルトマンで、最後の朝食をとって、プラハ空港へと向かいます。

 

 ものすごく調子の悪そうな顔をして、朝食をとっていたら、高天麗舟先生が、ホメオパシーの「痛みを和らげるレメディー」と「風邪に効果があるレメディー」を、くださいました。

 

 これを口に含むと、程なくして、中指の痛みは、気にならなくなってしまいました。

 風邪の苦しみの方は、すぐには治まりませんでしたが、血豆になった指の痛みが、すぐに取れた事に驚くのと同時に、高天麗舟先生に感謝しました。

 

 いよいよ、長かった旅の終わり…

 プラハのアパルトマンを、みんなで後にしました。

 

 

 アパルトマンを出ると、まずは、最寄り駅であるフローレンス駅(Florence)へと、向かいました。

 

 そして、今回の旅では本当に何度もお世話になったREGIOJETのバスに乗り込み、プラハ空港へと到着しました。

 

 

 まずは、ここから飛行機に乗って、モスクワ航空へと離陸します。

 

 向かう方向が逆なだけで、行きの時と同じように、荷物検査や搭乗手続きをするだけなので、経験がある分だけ、ずい分と楽に感じます。

 

 

 みんな、旅の疲れでぐったりとしています。

 僕も、体調不良で、口数も少なくなっていました。

 

 でも、心の中は、とても満たされています。

 

 早速、アエロフロート・ロシア航空の飛行機に乗り込みました。

 

 

 僕は、ヒデ君の隣りの席…

 

 ヒデ君には、携帯電話のリモート操作のやり方を教えてもらったり、ブルノ行きの電車の時刻を調べてもらったり、本当に色々と世話になりました。

 

 

  ヒデ君が、写真を撮ってくれました… 疲れ切った顔をしていますね(^^;;

 

 これから、この飛行機の中で、9時間30分もの時間を過ごします。

 

 行きの時と違うのは、飛行機が地球の回転の方向に進んでいるので、チェコ時間と日本時間の時差である7時間が消えてしまうという事…

 つまり、僕らにとって、5月21日という日は、たった17時間しかない事になります。

 

 日本の成田空港に着くのは、翌日5月22日の10:30です。

 

 本当なら、この飛行機の中で過ごす貴重な時間を使って、5月26日の四柱推命講座・上級編の準備をしなければいけないのですが、あまりに体調が思わしくないので、それはあきらめる事にしました。

 

 東京に着いて、少し休んでからやっても、十分に間に合うはず…

 そう自分に、言い聞かせました。

 

 こんな時ぐらい、体を休めよう…

 知らない間に、僕は眠りについていました。

 

 飛行機の中で、何度かの機内食を食べ、日本の成田空港に到着…

 想像以上に早くて、正直、もうちょっとだけ飛行機の中でまどろんでいたい気分でした。

 

 11日ぶりの日本…

 日本語がとても新鮮です。

 

 みんな、成田空港のベルトコンベアでそれぞれの手荷物を受け取りましたが、僕のあの大きな緑のスーツケースは、どこにもありませんでした。

 

 どうやら、僕がモスクワ空港で預けた荷物は、日本に未到着との事です。

 ベルトコンベアで、案内用に貼り付けられている紙に、「荷物未到着 アサノ フトシ様」と書いてありました…

 

 そして、成田空港の人から「申し訳ありません」と何度も謝られながら、書類に記入しました。

 

 

 荷物は明後日に、成田空港から自宅へ宅配便で届けられるとの事です。

 

 この時の正直な気持ちを言うと「助かった…」というものでした。

 実は体調が悪くて、重いスーツケースを(ちょっとやそっとの重みではない…)家までずっと転がして歩くだけの体力が、もう残っていませんでした(^^;;

 

 野尻泰煌先生の呼びかけで、みんなで成田空港のお蕎麦屋さんで食事をしました。

 

 

 この時のお蕎麦の美味しい事美味しい事…

 

 ヨーロッパの料理もおいしかったけど、僕はやっぱり日本食が好きなのだな… と、改めて思いました。

 

 いよいよお別れの時…

 

 成田駅で、それぞれが別々の進行方向の電車に乗る為に、バラバラになりました。

 それぞれに、楽しかった11日間のヨーロッパ旅行の思い出を胸に秘めて、解散をしました。

 

 <旅の教訓36>

 素敵な旅の思い出は、じんわりと心に残る。

 

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